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<4月8日〜>

5月6日(祝)


 昨日の夜9時よりNHKで「サッカー地球の情熱Bビッグプレービッグマネー」という番組が放送されました。サッカーのクラブチーム経営の話。おもしろかったですねー。

 サッカークラブが株を公開したり、選手の肖像権をクラブが持っていたり。おもしろかったのは、ユニフォームから企業名をとってしまったというクラブもありました。もうクラブ自体が一つのブランドなんだとか。

 日本のスポーツクラブチームと呼ばれているところで「経営戦略」「マネジメント」とそういったことを本気で考えているところがどれだけあるでしょうか。そりゃ儲からないからだろうと。でも改めて考えて、スポーツクラブチームが組織体としてきちんと収益があがるように戦略を練っていくことって、ものすごい大事なことで、スポーツ界自体が発展するか衰退するかは結局そこなんじゃないかと思うわけですが。

 スポーツをするのに金がかからない、教える方も無報酬、スポーツをやってお金をもらってはいけない。努力して、有名になって、その肖像権を自由に使う。当たり前の権利ですよ。それができないわけです。日本では。

 昨日は、SCCの総会が開催されました。

 13年度の事業報告、収支決算、14年度の事業計画案、収支予算案、新役員の選出等いろいろなことが話し合われました。今日、明日中にでも議事録その他を公開したいと思います。

 

5月4日(土)

 僕は、お金儲けが下手だと思っています。一つの法人を作り、トップをはってはいますが、お金を稼ぐということに関しては全くセンスがないと思います。

 SCCを作りたての頃、会員からお金をもらうということに慣れなくて困りました。それまでは会社から給料をもらっていたいちホテルマンだったわけです(いちおーね)。だから、会社からお給料をもらい、お客様には精一杯サービスをすると。宿泊費とかも知り合いだったりするとけっこー安くしたりできるわけです。

 そういう感覚で社会人生活を送ってきて、そしてSCCを立ち上げ、お客様である会員から直接お金をいただくようになりました。そしてそれまでとおんなじ感覚で、お客様である会員に対して「入会金はまけとくよ!」とかやってたわけです。それがサービスだと思って。

 そしたら「それじゃーダメよ。ちゃんと払った人達がなんて思う?きちんと全員から平等にもらわないとダメ。」と言われたんですね。会員の中から。

 それまでホテルに勤めていて「安くして」とお客さんに言われたことは数知れずあれど「きちんと正規の料金をとりなさい」と言われたことは全くなく、それはそれはびっくりしたわけです。でも、その人が言うことはものすごい正論で、僕はサービスというものを履き違えているということに気が付きました。

 それから、僕は会費や入会金というものに対しては、ドライにというか、クリアーにやってきました。全会員から平等にいただくと。きちんといただくと。胸をはっていただくと。そしてそれをもらうだけのものを違う形で提供できるようになろうと。

 中には学生とかで滞納している子とかに「全部は払えないんですけど」とか言われたりします。そうしたらぐらっとくるんですね。こういう子たちからお金をもらうことは本当に心が痛みます。辛いです。でも、平等にもらう。お互いに甘えない。今、払えなくても、月1000円づつでも、5、6年後でもいい、必ず払ってください。僕は心を鬼にして言うわけです。

 そして、入会したけど何も言わずにこなくなり、会費を滞納する会員。こういう人達に対しても、僕は請求書を送ります。中には「なんやこの請求書はぁ?」とか「払えばいいんだろう?払えば?」みたいなイチャモンをつけてくる人もいたりします。

 そして昨日。記録会が終わり、SCCの練習をして帰ってきたのが夜の8時半頃。1通の現金書留が届いていました。請求書を送った会員です。手紙とともに。

 「新聞、テレビ等でお見かけする太田さんのやることでしょうか?ただ会費をとるだけのSCCですか?」

 その他ずらずらと。辛らつな内容でした。

 涙がとまりませんでした。

 お金をもらうということは本当に厳しく辛いこと。

 

5月3日(祝)

 昨日、ようやく総会の資料が出来上がりました。13年度の事業報告書、収支計算書、貸借対照表、財産目録、14年度の事業計画、収支予算案などなど。5日の総会ではかります。

 今日は鹿児島県4回記録会です。小学生のリレーがあるのでタイヘンです。でも僕は新規審判講習を受けようと思っているので、そっちはよろしくしょーすけくん。その後SCCの練習です。

 

5月2日(水)

 焼酎飲んで酔っ払って寝てるところではアリマセン。

 先週の中ごろあたりから、すんごい頭痛で、そらもー頭が割れるように痛かったんです。金曜日ぐらいからひどくなって「セデス」飲んでもなかなか痛みがひかない。明け方なんか最悪で、ズキーンという痛みで目が覚める。「あーやばい、これはやばい、もうすぐ子どもが産まれるというのにその前に俺はぁぁぁぁ」ってな感じで。

 で、上の写真は焼酎の瓶を頭の後ろに置いて、ごりごりやって、痛みをちょびっとでも和らげようとしているところです。

 結局何やっても痛みがいっこうによくならないので、月曜日の夕方に整体の先生に見てもらったんです。そしたら、

 「太田さん、最近重いもの持った?頚椎ずれてるよ」

 先週の水曜日にベンチプレスと懸垂やりました。皆さん、やはり運動には準備運度っつーものが必要です。いきなり100キロのベンチとかをすぱんすぱんやってるとー、頚椎っつーのがずれて頭痛の原因となりますです。

 ということで、昨日の夕方ぐらいからはすこぶる快調です。

 女子マラソンの有森さんが会社を作りましたね。スポーツ選手の社会活動をサポートするんだとか。有森さんはいつも先駆者ですね。

 

5月1日(水)

 今日から5月です。みそじ突入までカウントダウン。

 昨日の南日本新聞朝刊に「企画からNPO参画」という記事が掲載されていました。国土交通省が、道路や河川、公園などの社会資本整備に地域のニーズを反映させるために「NPO」にどんどん参画してもらいましょうと、そのための「指針」を発表したわけです。

 SCCも活動を開始してから2年。スタッフ、会員合わせて100名を越える団体となりました。こういう活動が社会的ニーズがあるということ、じゅうぶん証明されていると思います。

 が、まだまだ大きな問題も抱えています。「金」と「場所」。活動に対してまだまだじゅうぶんな資金がない。継続的に安定的に利用できる場所もない。

 この点をカバーするために、どうにかSCCが公共施設などの管理を受託できないだろうかと。僕の中ではそういう案がずっとあって、そしてそれをどのように、どのようなタイミングで行政に対して提案していくか、ずっと見計らっていたのですが、昨日、新聞にこういった記事も出たことだし、市役所にふらっと行って話をしてきました。

 案の定「まだまだこれから」「将来的には」とそういったことでした。

 行政とNPO、これから少しづつ、ちょっとづつ手を取り合って行こうと。信頼というのは今日明日できるものではありません。ちょっとづつの積み重ねが信頼というものを生み出すわけです。それは分かります。僕もじゅうぶん肝に銘じていることです。

 しかし一つ。NPOには「何年後」という言葉はないんです。一つ一つの事業に生活がかかっているんです。お遊びではありません。慎重にことを進めていかないといけないのは分かります。でも「将来的には」「何年後かには」。僕らは今日、明日食っていくのに、生きていくのに精一杯なんですよ。

 あまりあせってもいけない。でも行政がこちらに手をさしのべてくれるのを待つだけでもいけない。そういう姿勢はNPOではない。この辺りのバランス感覚が難しい。

 でも、生活かかってますから。

 

4月30日(火)

 今朝、7時47分より放送されたMBCテレビ「おはようグッディかごしま」 の中でSCCのことが取り上げられました。


タイトル画面(笑)


NPOという用語の説明からスタート


こーこー時代です


城山観光時代


なつかしー映像!


柴田、ナイスリアクション


こいつ。あたくしのことを「キューピーちゃん」と呼びます(謎)


ながやまー、元気かー?


と、ここで一旦スタジオに戻って


ダッシュ王選手権当日


三雲さんです


受付


視覚障害を持つ春田さんとどうやって走るかを話しているところ

 ということでございました。城山時代の映像が出てきたときはひったまげて椅子から落ちそうになりましたが(笑)…。

 みんなが自発的にスポーツに取り組み、そしてSCCが目指そうとするスポーツに姿がよく現れていたと思います。有難うございました!

 

4月29日(月)

 昨日は、鹿児島県3回記録会が行われました。

 先週の鹿屋の記録会から合計11回連続ファールのさとみ。最後の1本だけ踏み切り合いました。

  上記を受け、しょーすけヘッドコーチの大説教 。ちなみにガチンコBE-BOP予備校の大和先生とは全く関係ありません。

 そこまで言うか、しょーすけヘッドコーチ。涙をぬぐうさとみ。奥にはうずくまる前畑の姿も。これまたしょーすけヘッドコーチにひどいことを言われたのでしょう。

 次週、信じられない光景がっっ。

 なんちゃって。

 明日、朝の7時47分から。MBCテレビ「おはようグッディかごしま」にSCCが出ます〜!

MBC南日本放送

 

4月27日(土)

 LAN導入。うちの2台のパソコンと1台のプリンターがLANで繋がりました。すっげー。ハイテク。

 2、3日前から頭が頭痛で痛いのです。昨夜、がまんできずに頭痛薬を飲みました。ちょっとは楽になります。今朝も飲みました。これ、飲んだらなんだかふらんふらんするんですけど。これって軽くイッテル?ひょっひょっひょっ。

 2日程前、夕方のニュ−スでおもしろい選手がとりあげられていました。卓球の四元とかいう選手なんですが、自分でスポンサーを見つけて活動しているらしいです。そのスポンサーが美容室だったり、地元のクラブチーム(このあたりは?)だったり。で、試合の実況や大会のインタビュアーもやるらしいです。

 おもしろいですねー。このようにスポーツ選手ももっとばんばんでしゃばって、いろんな活動やってもいいんじゃないですか?

 

4月26日(金)

 泡のお風呂に入りました。お姫様のようでした。

 昨日は、日本水泳連盟のことをずばずばと書きましたが、ふと、あれが日本陸連だったら、あんなにずばずばと書けてたかなーと。絶対書けてないだろうなーと。そう考えると、なんだか複雑です。

 小泉首相誕生から丸1年だそうです。ちょうど小泉首相が誕生した日に、鹿児島の夕方のスポーツニュースでSCCのことが流れたのではっきりと覚えています。

 何か変わったのだろうか。1年前、小泉首相の演説をわくわくした気持ちで聞いていました。「変革します!」「今まで聖域と言われていたところまで変革します!」。うわー変わるんだろうな〜と。

 そのうち、田中外相がごちゃごちゃやりだした。うわー始まった。今まで手をつけられなかったところをやり始めたよ。これなんだねーと。

 ところが、その田中外相を小泉首相は冷ややかな目で見ているわけですよ。あれ?ですよ。小泉首相もそういう方針じゃなかったの?

 そして田中外相は更迭され、それに端を発したように、政治家のスキャンダルがぼろぼろ。ワイドショー国会だなんて言われて。

 去年「9月頃には国民の目に見える形で改革を断行します」と言ったのを僕は覚えています。何が見えるのだろう。僕の目には何が改革と映ったのだろう。映ってない。

 

4月25日(木)

 日本水泳連盟が「茶髪やピアス」を選手に自粛させる方針を話し合ったそうです。古橋会長は「それで泳げないなら、5人や10人いなくなってもいい」とおっしゃっております。どうやらJOCの契約企業のトップが、選手の「茶髪・ピアス」に対して不快感を示したことも理由の一つになっているとのこと。

 いつの時代にも、どの世界にも、若者のファッションに対してよく思わないご年配の方々はたくさんいるわけですが。

 僕も先日「シルバーアッシュ」なる色を髪に入れようとしたりするタイプの人間ですから、どちらかというとご年配の方々から「なんやその格好はぁぁぁ」と言われるタイプです。高校のときも校長先生直々に、校長室に呼ばれて説教くらったこともあります。社会人になってからも、髪を染め、上司に怒られ、

 「僕も染めてますけど、支配人も白髪染めしてるじゃないすか」

 と言ってもっと怒られたこともあります(笑)。

 若者というものは、上から押さえつければつけるほど、それに逆らってわざとつっぱった格好とかをしたくなるわけです。

 しかし、社会に出ていろいろなことを勉強していく中で、そういうことは非常にリスキーだということ、やがでは外見というもの、第一印象というものも社会から受け入れられるためにとても大事な要素だということが分かってきます。僕は最近分かってきました(笑)。

 ま、いいです。それはそれで。

 僕はこの日本水泳連盟の話で何が気にくわないのかと。

 JOCの協賛企業のトップが気にくわないと言ったから「おい、おまえらチャパツ、ピアスはやめろ!それが嫌なら泳ぐな!」と。この構図です。水泳連盟が選手を私物化しているわけですよ。で、協賛いただいている企業には媚びへつらっている。本当にチャパツ、ピアスがだめだと思っているのか。だいたい、水泳選手はみんなプールの塩素の関係で髪の色抜けてるじゃないですか。それでチャパツになっている選手もいますよ。それを頭ごなしに「チャパツはだめだ!泳がせない!」て。それで髪を黒く染める選手が出てきてみてくださいよ。それこそ本末転倒じゃないですか。

 日本水泳連盟って、水泳というスポーツをやる人口をより増やし、トップ選手の競技力をより向上させていくためにある団体ですよね。チャパツはだめだとかそんな中学校の学級会で話し合うようなことをイチイチ話し合うようなそんな団体じゃないでしょー。小さいよ。器が。

 

4月24日(水)

 現在、我が家には臨月を迎えた嫁がおります。その嫁を題材に漫画を書きました。

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4月23日(火)

 鹿児島は昨夜から雨です。

 日曜日は映画を見にいきました。そーいや嫁と二人でゆっくりデートできるのももーしばらくはないだろーなーと。「ロード・オブ・ザ・リング」。指輪物語っつーのを見にいくことになりました。なんだか主人公もかわゆい男の子やし、こうなんつーんだろう、お腹の子のこともあって、ファンタジーな感じのね、どろどろしてなくて、見終わった後もすかっとするよーなそんな映画かと思って行ったんです。

 そしたらそしたら…。

 爽やかな感じ→ゾンビみたいなのがたーっくさん出てくる

 見終わった後はすかっと→途中で終わる

 と、見事に想像とは正反対な映画でごわした。いつもはびくびく動いている赤ちゃんも上映中はぴたっと動かんくなるし。この子が将来ぐれたらこの映画のせいだ。

 その帰り、なんだか釈然としないわたくしは、もうすぐ30歳になろうというのに、

 「よし、髪そめよう」

 と、突然薬局に入り、選んだカラーは「シルバーアッシュ」。ほほほ。イマドキ。久留米の母にはまたぼろっかすに怒られるんだろうな〜と思いながらも帰って早速チャレンジ。説明書を読みながら嫁にあーだこーだ指示をし、説明書通り時間を置いてシャンプー。

 そしてどきどきしながら鏡の前でドライヤー。しかし塗れて真っ黒な髪はいくらかわかしても真っ黒なまま。

 そう。ちょっとチャパツ気味だった髪にシルバーアッシュを入れたところ、きれーな黒髪に戻ってしまったのです。

 なんだか納得いかない一日でした。

 

4月22日(月)

 先日休部になり、今後は学校法人等からの支援を受けながらの新たな活動体制を標榜していたバスケットボール男子のいすゞ自動車について、今朝はいろいろと記事になっております。

 しかし、クラブチーム化の話が白紙なっただとか、クラブチーム化はするけれどもスーパーリーグには参加しないだとか、地域密着のクラブチームとして独立採算制で活動を継続するとか、なんだか話がばらばらでよく本質が見えてきません。いったいこの話どうなっているんでしょう。

 さて、SCCの活動を始めて1年と10ヶ月が経ちました。そして先日の土曜日、それは初めてやってきました。

 陸上競技場が使えない。野球場周辺も使えない。そして雨。ま、言ってしまえば練習場所がないっちゅーやつ。

 練習が始まる1時間ほど前からずーっと鴨池公園近辺を歩いて練習場所を探したんですが、なかなか良い場所が見つからないわけです。

 ということで、何をやったかというと「縄跳び」。

 内容は、3人1組みで交代に跳んで1分×6セット(本当は10セットの予定だった)。ダイエットにはさいこーでした(笑)。

 

4月20日(土)

 今日はSCCの練習日ですが外は「雨」。

 普段、鴨池陸上競技場で練習をしているんですが、競技場内にはちょっとした雨天走路があるので雨が降っていてもなんとかなります。しかし今日は記録会が開催されていて、競技場は使えない。雨が降って競技場が使えない場合は、野球場周辺のスタンド下がちょっとした雨よけになるのでそこで補強運動等をするしかない(SCCのHP「練習場所はどうなる」参照)。しかし鴨池野球場は昨日、今日、明日とプロ野球が開催されている。はてはて、今日の練習場所はどーしましょう。

 安定的に優先的に使用できる練習場所。欲しいです。

 yahooのホームページのスポーツニュースのページに「アマチュアスポーツ」というコテゴリがいつのまにかできていました。

ヤフースポーツトピックス

 毎日チェックです。

 

4月19日(金)

 SCCをNPO法人化してからもうすぐ1年。3月末をもって初めての事業年度が終わり、今、5月5日の総会に向けて、13年度の収支決算書とか事業報告書、14年度の事業計画書や収支予算書を作っているところです。

 で、税金のことです。NPO法人化するときに「法人税」について県の担当の方に伺いました。

 「法人税というのはどれくらい払わなければいけないのでしょうか?」

 「非営利事業に関しては非課税ですよ。収益事業に関しては課税対象となりますが。」

 どういうことかというと、SCC本来のクラブチーム運営というのは、スポーツ振興を図るという活動で、それは非営利活動、つまり非課税。しかし、グッズ販売、これは物品販売にあたるわけで、これは非営利とは違い収益事業とみなします、よって課税対象となりますよということです。

 で、昨年の個人の確定申告のときに、個人の源泉徴収等の話を伺いに税務署に行ったときもその辺りの話に関しては「非営利活動は非課税、収益事業は課税対象」ということでした。

 が。

 先日、市役所市民税課に行くことがあって、いろいろと話をしていたんです。そしたら「法人市民税が5万円かかります」と。

 「ご、ごまんえんっすか…。県でも税務署でも非営利活動に関しては非課税と言われたんですけど。」

 「はい、県は県。税務署は税務署。市は市なのです。鹿児島市の条例では、カクカクシカジカ…」

 僕は、税金っつーものは、税務署に行って払うものだとばっかり思っていたんですが、違うんですねー。税務署に支払う分、県に支払う分、市に支払う分とあるんですね。

 ということは、鹿児島市においては、NPO法人化すると、それだけで年間5万円の税金がかかるということ。

 たかが5万円、されど5万円。NPO法人化することのメリットがまだまだはっきりと目に見えてきていない現時点で、毎年5万円支払ってまで法人化する程、NPO法人はまだまだ魅力のあるものではないような気もいたします。

 そして、疑問がまた一つ。こういう法人税っていうのは、事業年度が終わって、収支を出して、それに対して課税するわけですよね。ということは、費用は前年度分?今年度分?どっちだろ。前年度分だったら、会計に入れないといけないわけだから、また決算額が変わってくるなー。今年度分だと言われても、決算で黒が出てないところ(うちも含めて)はどうやって払うのだろう。また持ち出しか。

 

4月18日(木)

 陸上競技マガジン5月号の巻末「読者の広場」の中に今月号から「陸上クラブ列島−だれでも入れる陸上クラブ紹介−」というコーナーがスタートしました。そしてその第1回目としてSCCのことが取り上げられております。ご覧くださりまし。

 さて、昨日は失業者に向けた「NPO起業・経営者養成講座」において2時間講師を務めてまいりました。最初の1時間はいつものようにSCC設立の経緯、また日本のスポーツ界が抱える様々な問題点を話しました。そして次の1時間はレポートを書いて発表してもらいました。テーマは「あなたの身近にあるスポーツの問題点」。出るわ出るわ…。

・スポーツをやりたいと思っているけど、球技は苦手で、今さらやり始めても周りに迷惑をかけてしまう。個人でウォーキングをやったりするけど長続きしない。スポーツを見るのは好き。それは誰にも迷惑をかけずにみんなとワイワイやれるから。

・小3から高3まで柔道をやってきたが、それからは全くやっていない。やる機会も場所もない。思えば柔道を始めたのも、最初は他のスポーツをやりたかったんだけど、柔道のスポーツ少年団しかなかった。もっと他のスポーツをやってみたかった。

・地元のいろいろなクラブ(テニスクラブなど)「初心者お断り」としてあるところが多い。初心者を受け入れたがらない風潮がある。

・ジュニアの指導者はたくさんいるが、マスターズ世代を指導する人がいない。

・最近は「運動会」がおもしろくない。騎馬戦もないし、棒倒しもない。かけっこも手をつないでゴールとか。あれはいったいなんだ。

・企業スポーツに依存しきってきた体質のつけが今回ってきている。スポーツ選手が自立できるかできないかの過渡期に来ているのでは?

・合気道を子どもたちに教えているが、安定的に使える施設がない。NPO法人にすれば施設の利用に際して優遇されるのではと思っている。

・子どもがスポーツ少年団に入っていたが、おそろしいぐらい怒鳴られた。入って1週間で何も分からない時期にビンタをされた。子どもはすぐに辞めたが「親のしつけが甘い」と逆に怒られた。

・スポーツは国民性が出る。日本のスポーツは軍隊。ビンタが許されるなんて、諸外国にしたらとんでもないこと。人をビンタするということは、外国ではナイフを取り出すのと同じこと。ビンタを許すようなスポーツをやっている日本人がグローバル化だなんてちゃんちゃらおかしな話である。

  どうですか。途中で時間がなくなってしまいました。予定していた半分しか発表する時間がありませんでした。みんなスポーツ関係者ではないんですよ(中にはスポーツに関わっている人も数名いたが)。そういう人たちからの声です。

 こういう問題って、スポーツ関係者の中だけで議論されることが多いんですが、こうやって一般市民の方達の声を聞いていくことってとても重要なことだと思うわけです。

 スポーツは教育ではなくて、文化。生活の中により密着していくもの。週に一度でもスポーツやって、汗をかいて、地域のみんなとコミュニケーションをとっていくことの大切さ。そしてそういうことが今皆さんの生活の中で一番かけていることなんだということ。それを実現するためには既存のスポーツシステムでは限界がきているということ。

 「スポーツにおける問題がいかに皆さんの身近にあるモノか、そしてスポーツを楽しんでやるということがいかに遠いコトか、お分かりいただけましたか?そしてそういう問題を自らで解決していこうという活動、これが要するにNPO活動というものなのです。皆さんがんばりましょう!」

 と話をしてしめました。

 この講座まだ続きます。後、何度か登壇する予定です。

 

4月16日(火)

 朝から笑わせてもらいました。アントニオ猪木氏がコールドスプレーのCMに出るらしく、その撮影現場にきた報道陣に対して、

 「行くぞー、イーチッ、ニーッ、サンーッ、…シュッ」

 と、そのコールドスプレー片手に真顔で言っておりました。しかもその後、

 「ちなみに今日の弁当はシューマイ弁当。」

 だそうです。この人も天然モノ。

 今日の南日本新聞に、日曜日に行われた1回記録会の結果が出ています。SCCのみんなの名前も出ています。

 明日は、先日を話をしました、求職者に対するNPO起業講座の講師をやってきます。2時間ほど話をしてきます。2時間て…。何をしゃべればよいのやら。まだ何も準備してません。やば。

 

4月15日(月)

 田村亮子が負けました。世界チャンピオンといえど、練習不足では国内大会1回戦で負けてしまうという現実。スポーツの世界は厳しい。

 しかし、真のチャンピオンとは負けて話題になってからだと言われます。勝って騒がれているうちはまだまだ。負けて話題になってこそ真のチャンピオンだし、ここからもまた新たなスタ−ト。頑張ってください。

 「50メートルダッシュ王選手権」の報告書を作りました。ご覧くださりまし。

50メートルダッシュ王選手権報告書

 昨日は、鹿児島県第1回記録会が鴨池陸上競技場で開催され、SCCからも5人の選手が出場しました。


男子 ハンマー投げに出場したマサノリまん


女子ハンマー投げに出場した藏本


弟子安山の跳躍を心配そうに見つめるグリーン氏


弟子安山の跳躍を心配そうに見つめるグリーン氏


師匠もがんばりました


高校生デビュー、初の400メートルで52秒79の濱元

 

4月13日(土)

 朝早くからピンポーンとチャイムがなるので、出たら、

 「○○はどこぉぉぉ〜〜?○○を出してぇぇ〜〜〜。およよ(涙)」

 と、いきなり悲壮感たっぷりのオバハンの声。

 「えー、ここは「おおた」です。○○さんはここにはいません。」

 「だったら○○はどこにいるのぉぉぉ〜〜?やっと見つけたと思ったのにぃぃぃ〜。およよ(涙)」

 「知らん。ガチャ。」

 と切ったら、5秒も経たないうちにまたピンポーン。今度は嫁が出て冷静に対処。

 すると、

 「ごめんなさぁぁ〜〜い。隣でしたぁぁぁ〜〜〜。およよ(涙)」

 と…。朝から人騒がせな。なんだかお隣は訳有りらしい。

 王子製紙のスピードスケート部が経営状況悪化のため、今月末で廃部なるそうです。

 そーいえば、先日の夜の9時頃から「契約金ゼロの選手達」とかそういたタイトルのNHKの特番を見ました。河合楽器の野球部が昨年11月に休部を発表したわけですが、その選手がそこからプロ野球選手を目指すといったものでした。

 中でも印象深かった場面が、その河合楽器野球部の元メンバーと居酒屋で酒を酌み交わす場面。かたや夢をあきらめきれず、周りに無謀だと言われながらもプロを目指すもの、かたや野球とは縁を切って、会社で経理の仕事をしているもの。

 この辺りはほんの一場面でさらっと流されたんですが、この辺りの二人の心情をもっと深く突っ込んでほしかったですね。

 昨日は三雲さんの伴走2回目。なかなか様になってきた?三雲さんからはまだまだと言われておりますが(笑)。

 

4月12日(金)

 鹿児島市にこの4月から「市民参画推進課」というのができました。市民参加と協働によるまちづくりをより一層進めていこうという市民参画条例の制定にともない、今まであった「市民生活課」の名称を改めできたものです。そして我々NPOなどとの連携も検討しているということなので、先日、早速ご挨拶に伺ってまいりました。

 いろんなところで、これからは行政とNPOが手を取り合ってまちづくりを行っていくべきだ、こういった論調はよく耳にするわけですが、いざ実際にとなると、さてどこからどう手をつけてよいのか分からないというところだと思います。

 NPO自体がいわゆる隙間産業、ニッチ分野といわれるものですから、NPOを大きくとらえ、NPO=○○○、NPOとどうしようこうしようと一番最初に考えてしまうとタイヘンかなぁと。この辺り、行政の基本である「公平・平等」という点から考えると、逆にNPOって扱いにくいのかもしれないなぁと思ったりします。

 ただ一つ言えるのは、NPO法というのは、市民が自分達の生活の中での問題点を行政にまかせずに自分達で解決できる、それをよりやりやすくするための法律。しかし今「NPO活動を支援しよう」という風潮が先走っているために、NPO法人になれば「何かしてもらえる」という受身の構えをもっているNPOが増えているのも事実。その辺りの甘やかさない支援というが今後の課題になるのでしょう。

 最後に、現在、鹿児島市では「(仮称)市民参画条例検討委員」をいうのを一般市民から2名応募しております。

鹿児島市のホームページ

 鹿児島市在住の皆さん、良かったら応募されてみはいかがでしょう?

 

4月11日(木)

 しょーすけ氏のひざ速報

 ホッチキスがとれました

  リストラコラムの中の「スペシャリストの眼」の第13回「がんばれ三雲さん!」というコラムに登場している視覚障害B1クラス100m女子日本記録者の三雲明美さん。先日の「50mダッシュ王選手権」などにも出場していただいたり、取材以来のお付き合いが続いております。

 が、その伴走をやっている平井くんという学生が腰を痛めてしまったと、三雲さんは5月に日本選手権があるというのに練習が全然できない状況だということをそれこそ先日のダッシュ王選手権の時に聞かされ「それならあたくしがやりましょう」ということで、昨日初伴走をやりました。

 まず、直線の流し。三雲さんの腕の振り。足の回転、ピッチを見ながら恐る恐る走ってみる。平井くんから、

 「太田さん、初めてにしてはうまいっすよ〜」

 とのお褒めの言葉をいただく。三雲さんからも、

 「走りやす〜い」

 と言われ、ちょびっと調子にのる。直線の流しを2本行ったところで、

 「じゃー今日はコーナーから直線に抜ける練習をやります」

 と、平井くん。

 「コ、コーナー?しかもコーナーから直線へっ???」

 声が裏返る。伴走初日にそんな高度なことやらすなよーと思いながらも、やらなアカンわけで、いろいろと説明を受ける。

 「まず、10メートルと50メートル。そこで指示を出してください。10メートルはまず、まっすぐ入ります。そこからコーナーを入る。50メートルはコーナーの半分という指示。そこから残り120、110、100、ストレートという指示を出してください」

 む、むずかしい…。

 直線の流しまではなんとか余裕があったけど、コーナー走3本はまったく余裕がありませんでした。余裕がなくなると、本能で三雲さんの前を走ろうとしてしまうアリサマ。いつの間にか前を走ってるんですよ〜。

 1時間半の練習終了後、三雲さんは、

 「あ〜、久々に練習できた〜」

 とご満悦だったが、こっちはなんだかくたくた。ま、これから少しづつお勉強してまいりたいと思います。

 

4月10日(水)


作:藏本恵(小2)

 似てます?SCCの帽子。髭。長い足。この辺りは似てます。でも、指が右2本、左3本っつーのがちょびっと怖いっす。

 最近、練習の説明をするためにこのホワイトボ−ドを持参していくのですが、小学生のかっこうの遊び道具となっております。

 本日の南日本新聞朝刊「スポーツの広場」にて、先日開催された「第1回50メートルダッシュ王選手権」のことが掲載されています!

 

4月9日(火)

 ダッシュ王選手権の動画を6本ほどあげております。1本1メガほどありますのでお暇なときにご覧ください。

 ドイツの最大手メディア「キルヒ」が破産手続きを申請したそうです。

 これにより、ドイツのプロサッカーリーグのチーム運営にも大きな影響が出る、もしかしたら有力チームがつぶれてしまうのでは、ということで、現在ドイツ政府は救済のための資金導入を検討しているそうです。

 今、日本では「総合型地域スポーツクラブ」を全国各地に作ろうとしています。それは、こういったドイツなどの欧州にある地域スポーツクラブのようなものを日本にも根付かせようとしているわけです。

 だから、欧州の地域スポーツクラブはこんなにいいんですよ、これにより、人々が豊かな生活を送り、健康になり、地域社会が復活しetc…。様々な良い面がクローズアップされています。

 しかし、確実にそういった地域スポーツクラブの問題点というものもあるはずなのです。経営が成り立たずにいわば「倒産」してしまった地域スポーツクラブというものもあるはずです。

 そういう面ももっとばんばん表に出していかないといけなのではないでしょうか。

 なんだか「地域スポーツクラブは夢物語」そういう風に考えてる人も多いようです。いいことばかり。お金はどっかから落ちてくるんだろうと。そうじゃないですよ。これは「法人経営」です。リスク大きいわけですよ。

 僕はSCCで飯を食ってます。それは自分と自分の家族の「生き死に」を賭しているということ。SCCは夢物語ではありません。

 

4月8日(月)

 「第1回50メートルダッシュ王選手権」。昨年10月にSCC内で第1回をやったわけですが、今回初めて外部からも参加を呼びかけて開催したということで今回を「第1回」としました。

 前日の夜中はものすごい雨とカミナリで、正直、心配でほとんど眠れませんでした。しかし明け方には雨もあがり、昼前からはすっかり晴れました。ヨカッタヨカッタ。

  データ処理班。今回、ファーストステージからセカンドステージへの素早い組替え、セカンドステージ終了後にすぐ結果を出すこと等、僕からの厳しい注文に、途中マウスがぶっ壊れながらも見事答えてくれました。 昼ご飯食べる暇もないくらい大忙しでした。


召集所


マイケルジャクソンケイスケ

  マイケルジャクソンケイスケは、このようにスタート前にスタートの構え方を教えたり、いろいろなところで登場しておりました。

 ちなみに、この模様は6月2日の「窓をあけて九州」(TBS系列)で放送されます。右の女性は入田先輩(中央大学出身)。

  徳洲会陸上部女子。右端が瀬戸口渚。昨年の全日本インカレ女子100メートルチャンピオン。 その隣が遠藤絵美。昨年の全日本インカレ女子200メートルチャンピオン。その隣が牛原あゆみ。昨年のジュニア選手権100メートルチャンピオン。一番左が山田美幸。100メートルハードル13秒9。

 この全身黒い人(服がですよ。服が。)は…。徳洲会陸上部宮崎監督!!(42歳)。6年ぶりのスタートラインだそうです。その横はSCCの牧さんと親Gさん。

 視覚障害B1クラス日本記録保持者三雲明美さん

 最近、陸上を始められたそうです。全盲で、補助の手拍子を頼りに走る春田ゆかりさん。

 ファ−ストステージ終了後に行われた宮崎監督による「ダッシュ講座」。小学生からマスターズまで熱心に聞きいってました。

実技で走ってみせる柴田剛

 そしてセカンドステージ。右から2番目がCクラス(13歳から18歳)女子で優勝した東郷慶子(SCC)。左から2番目がBクラス(10歳から12歳)男子で優勝した三宅修司(SCC)。

 このレースもおもしろかった。マスターズ3人対徳洲会女子2人。左から2番目がばばっちさん。

 手前が牛原あゆみ(徳洲会)。左から2番目が親Gさん。今回親Gさん対ばばっちさんの対決は残念ながら見られませんでした。

真ん中。低すぎ。誰?

真ん中。低すぎ。ホントに誰?

瀬戸口渚

女子インカチャンピオンに挑むマスターズ軍団。

 このレースもおもしろかった。右から高校1年生(濱元良介・SCC)、大学生、高校1年生(馬場友樹・SCC)、一般(宮崎監督42歳)、一般(鳥越・徳洲会)。いちおー鳥越が勝ち、面目は保たれた(笑)。

 そして今大会ラストのレースは徳洲会のこの3人。右から江崎学(10秒44)・柴田剛(10秒43)・立松健宏(10秒40)。

 優勝は立松。ガチンコレースでこのガッツポーズ!

 セカンドステージが終わってすぐ行われた表彰。徳洲会のメンバーにはプレゼンターとしても活躍してもらいました。

 Eクラス(30歳から44歳)男子で優勝した宮崎監督には瀬戸口渚がメダルを授与。監督が頬にキスをせまったが、走って逃げる渚(笑)。

最後は全員で集合写真。

最後にSCCみんなで集まって一本締め

photo by 寺園さん

そしてなんと!!

この模様は夕方のニュースでも取り上げられました!

 すげ〜。今日の鹿児島新報にも「枠こえてスポーツを」という見出しで写真つきで大きく取り上げていただいております。

 最後にスタッフのみなさん、準備、後片付けを手伝ってくれたSCCのみなさん、そして出場してくださった皆さん。本当に有難うございました。

 疲れましたけど、ほんと楽しかったです。来年、またまたやりましょーね。

 

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