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<5月17日〜>

6月15日(土)


 昨日、友人から携帯メールが。

 「今からテレビに映りま〜す」

 と。なんのこっちゃと思って確認をしたら、なんと大阪の長居にいると。ちっきしょ〜いいな〜。

 で、すぐその後、SCC協賛会員のナカムラさんに用事があって電話をしたんです。そしたらものすごく周りが騒がしい。

 「い、今、だいじょーぶですか?お仕事中ですか?」

 「いや〜、今、大阪なんすよ。長居なんすよ〜」

 と。ちっきしょ〜いいな〜。

 ちょっと昔までは、居酒屋には自称巨人の監督がたくさんいたんですけど、今は自称日本代表の監督がたくさんいるそうです。

 リンク先が一つ増えました。

spot−SuperPolevaultTeam

 日本の棒高跳びを盛り上げていこーというサイトです。うちのしょーすけちんも混ぜてあげてくださいませ。

 明日は、鹿児島県マスターズ選手権です。あの「SCCを作ります」と言ってチラシ配りをやってから2年。ぬわんと今回、SCCで女子の4継(4×100メートルリレー)組みます!

 むかーし、タツ(立山崇裕:元城山観光陸上部、ドイツ留学経験有り)とヨーロッパの陸上クラブチームの話をしていた時、

 「向こうじゃ、お母さん達がバトンの練習とかしてるんですよー。」

 「日本じゃまず有り得ないな〜。」

 とかそんな話をしたことがあります。マスターズ女子で単独4継チームが組めるなんて夢のようです。


40代女子単独チーム4×100mリレーで世界新を狙う!

 明日はマスターズ選手権が終わったら、SCCの設立2周年記念パーティです。今から準備にとりかかります〜。

 

6月14日(金)

 スポーツ振興くじ、愛称「toto」。誰もがいつでも気軽にスポーツに親しめ、また世界に通用するような選手を育成する、そういった日本のスポーツ環境を整備・充実するための新たな財源確保として平成13年度から始まったものです。

 そして今年度、平成14年度からは、実際その収益金がいろいろな事業に分配されるということで、SCCもスポーツ振興くじの理念にのっとり、交付金申請を出しておりました。

 6月12日付けで交付内定事業が発表されました。

 日本体育・学校健康センターのホームページ

 「複数種目を用意し、多世代、多様なレベルに対応しているクラブを総合型地域スポーツクラブとする」ということで、SCCの行っている事業は陸上競技のみ。単一種目ということで、今回申請は却下されました。

 7月に2次募集があるそうなので、そちらで再度チャレンジしたいと思います。

 確かにSCCは単一種目です。多種目を用意したでっかいクラブが、ダイエーのような大きなデパートだとしたら、うちは商店街にある小さなめがね屋ってとこです。ダイエーに行けばいろいろあって便利なんだけど、でも、めがねだけで言えば商店街のあの店のほうがいよねと。

 交付金や助成金はのどから手がでるほど欲しいです。それはSCCの13年度の収支決算を見れば分かると思います。でも僕はそれでいいんです。商店街のめがね屋でいいんです。確かに単一種目だと、既存の陸上クラブチームと何が違うのかと、世間の見方はそれで終わってしまいます。

 将来的には、複数種目を持つクラブになるかもしれません。でもそれは必然的にそうなる時にそうなるのであって、交付金・助成金が欲しいがために無理やり複数種目にするなんて本末転倒です。

 結局、単一種目がいいのか、複数種目がいいのかなんてよく分かりません。ただ、SCCは地域に根差し、会員のみんなが「マイクラブ」という意識を持ち、生涯に渡ってそのクラブを通して豊かなスポーツライフを送る。じいちゃんが孫とおなじクラブに所属する。スポーツをやるのも楽しい、スポーツを見るのも楽しい、スポーツを終えてみんなで食事をするのが楽しい。そういうクラブでありたい。それだけです。

 世の中、なかなかうまくいかないなぁ〜。

 

6月13日(木)

 わたしの愛車。グロリアY32アルティマ。これを見て「おっ」と思ったアナタは多分元ヤンキー。この四角いボディーと丸目が好きで約6年前に買ったんですが、今ではもうSCCの練習道具で後部座席は倉庫状態。


言っときますけどわたしは元ヤンキーでもなんでもありません


後部座席


トランク

 とゆーことで、走行距離も10万キロ行ったし、車を買い変えることにしました。ボンゴフレンディ。ファミリーカーです。もちろん中古。来週末には納車予定です。

 鹿児島新報にて、昨日から始まった連載「静脈組織〜NPOが鹿児島を変える〜」に今日、明日と「スポーツNPO『SCC』が目指すもの」というタイトルでSCCのことが記事となっております。見てね〜。

 

6月12日(水)

 山口県防府市の協和発酵硬式野球部が今期限りで廃部が決定。炎のストッパーと呼ばれた故津田恒美投手を輩出したチームだそうです。

 日経新聞には、ETICというNPO法人とNECが共同で、大学生のNPO活動立ち上げを支援するという記事が掲載されています。なんで大学生だけなんだよ〜。カネがないのは社会人もいっしょだっ。

 しかし本当に大学在学中、もしくは卒業時にNPO法人を立ち上げて、それで飯食ってるって人いるんでしょうか。

 アメリカのベンチャー企業経営者はNPO出身が多いんだという話をちらっと聞いたことがあります。つまり、NPO法人という比較的起業しやすい分野から始まって、末はベンチャー企業として大きくはばたいていくんだとか。日本ではなかなかイメージが掴みにくいですが。

 さて、本日の鹿児島新報1面には「静脈組織〜NPOが鹿児島を変える〜」というコラムが掲載されています。連載です。明日、明後日はSCCのことが掲載される予定です。

 静脈組織かぁ〜(笑)。言い得て妙。

 

6月11日(火)

 昨日、九州南部地方が梅雨入りしました。

 ちょっと前の話になりますが、SCCに体験入会者が来ました。兄弟3人で。練習が始まる前に簡単な挨拶を済ませると、

 「うちの子たちは競技志向ではありませんので」

 と、そのお母さんが釘をさしてきました。なんだか嫌な予感。

 練習が始まると予想通り元気いっぱい。元気いっぱいなのはいいんだけど、コーチがドリルの説明をする、何故、こういう動きをするのかを説明する。元気いっぱいのままなのです。いっこうに聞かない。ずっと兄弟で小突きあいをやっている。

 「おい、聞けよ〜。聞かんと分からんやろ〜。」

 と注意する。そのときはよくなるけど。またしばらくすると、ちゃらちゃらやっている。

 「楽しくやりたいのは分かるけど、楽しくやることと、自分達のやりたいようにやることは違うんだからな。ルールは守ろうな。コーチの言うことをちゃんと聞いて、周りの人が走っているところをしっかりと見てやろう。」

 こう言えば、素直に「うん」と言うわけです。しかししばらくすると、またおんなじことやり始めるわけです。

 そしてこの兄弟。つばをかけあっているんですよ。

 「このグラウンド見てみろ。ふさふさしているだろ?寝っ転がったら気持ち良いやろ?なんでか分かるか?たくさんの人がたくさんの時間をかけて丁寧にお掃除したりしてるからなんだよ。そこにつばを吐くってことは絶対に許されないこと。自分が丁寧に掃除したところに誰かがつば吐いたらどう思う?2度とやるなよ。」

 こんな調子でその日の練習は終わりました。どっと疲れました。なんせこの兄弟からかたときも目が離せなかったので。そして案の定、なんの挨拶もなしにその親子は帰っていき、それからもう練習には来ません。

 「うちの子たちは競技志向ではありませんので」

 この言葉にはいったいどんな意味が込められていたのだろう。そしてSCCという団体に対してどういうイメージを持っていたのだろう。

 SCCは勝利至上主義ではありません。でも、勝利主義を否定はしません。楽しくやろうとは言いますが、勝つためには楽しくだけでは勝てません。勝つことを、結果を求めていくことを上から押し付けないだけで、それを求めていこうという選手には、きちんとそれに対して答えてあげられるような、そういうニーズにもきちんと答えてあげられるようなクラブでありたいと思います。

 SCCは誰もが楽しく陸上をできる場。でも誰もがお互い楽しくやっていくためには、そこには当然守るべきルール、モラルが存在するということ。その辺りの意味が一人歩きしているなと感じる場面でした。

 

6月10日(月)

 先週の金曜日(6月7日)の夜7時30分より、NHKかごしまにて放送された「かごしま熱風録/盲目のランナーと伴走者のきずな」にちょこっとだけ出ました。


なんか三雲さんをしかってるみたい

 番組をご覧になられた方はご存知かと思いますが、三雲さん、5月に開催された大会で200m30秒33で走りました。42歳ですよ。ほんとに速い。

 それから金曜日の夜はSCCの練習後、実家のある久留米に帰り、翌土曜日はいとこの結婚式に出席しました。

 手前が福岡ドーム。奥が結婚式が行われたホテルシーホーク。田舎者のわたしを置いて一人とっとことっとこ歩いていく父。

 そして日曜日の朝早く久留米から鹿児島に戻り、昨日は中学通信陸上が開催されている鴨池陸上競技場に昼過ぎまでいました。

 

6月7日(金)

 明日から、土、日と中学通信陸上が開催されますが、いとこの結婚式があるため、今夜から福岡に帰ります。日曜日の朝、鹿児島に戻ってきます。

 今夜、夜7時半よりNHKかごしまにて「かごしま熱風録」という番組が放送されます。タイトルは「盲目のランナーと伴走者のきずな」です。このHPにもたびたび登場している、視覚障害B1クラス女子日本記録保持者の三雲明美さんと、その伴走をしている平井くんのお話です。

 平井くんが春先腰を痛めたということもあり、途中僕が何度か練習で伴走のピンチヒッターをやりました。ちょこっと映るかもしれません。

 今日から日本選手権ですね。末続くんは棄権だとか。SCCからは大坪グリーンが出場します。ぎゃんばれ〜。

 

6月6日(木)

 先週からずっと続いてきた求職者に対するIT講習。朝の9時半から夕方4時半まで。50分×6コマ。今日で最終回です。

 朝早く起きてSCCの事務作業をして、8時過ぎにはここを出て、夕方まで講習。それからSCCの練習だったり他の用事だったり。そして夜の9時頃帰ってきてから翌日6限分の予習という生活が1週間続きました。

 たまにはこういう生活もよいものです(嘘)。

 

6月5日(水)

 現在、妻は実家のほうに帰っており、6月中旬に赤ちゃんといっしょに帰ってくる予定なんですが、その前に、またここに集まってみんなで飲もーぜーということで、先週の土曜日、SCCの練習後、酒宴を開催いたしました。


最高入場者数更新。13名。

 子どもが帰ってきたら、もうこんなこともなかなか出来ないでしょうーね。ま、機会があればまた。

 

6月4日(火)

 昨日は、夕方5時05分からスタートNHKかごしまの「HGX」という番組の「コラムでGO!」というコーナーに出ました。

 この黄色いポロシャツを着た男性。ぬわんとわたくしの母校「明善高校」の後輩にあたります。柴田アナです。

 ヤバスギ…。

 この日は陸上競技場がとーっても人が多く、わたくしとってもピリピリしてました。よって上のよーな顔になってしまってたのでした。

 カミカミマン

 柴田アナ。明善会やりましょー!

 

6月3日(月)

 昨夜は1時から5時までず〜〜〜っと夜泣きで、このちっちゃい身体のどこにこんなに泣き続けるパワーがあるのだろうかと感心いたしました。

 先ほど鹿児島県庁に平成13年度の事業報告をしに行ってきたんですが、寝不足もあって頭がぼーっとしてて、あまり確認もせずに持っていったら不備書類がたっぷりとあって…。どーもすみませんって感じで。しかし定款変更も役員変更もイチイチタイヘンっす。

 昨日、九州各県のTBS系列局で朝10時より放送された「窓をあけて九州」に「再びダッシュ!!」というタイトルでSCCのことが放送されました。

窓をあけて九州


ディレクターの入田智子さん。中央大学の先輩です。


SCCの練習が始まる前


コーチ木原美佳


初めてテレビに声が流れました


練習が終わり…


ダッシュ王選手権2日前


山下硝子建材をどうぞよろしく


大会当日


今回の参加者の中で最高齢だった篠田さん

 入田さん、3ヶ月間に渡りいろいろとお世話になりました。どうも有難うございました〜!

 

6月1日(土)

 いよいよ明日、九州関内TBS系列局で放送されます「窓をあけて九州」、タイトルは「再びダッシュ!!」。AM10時からです。見てください。ホームページのほうにも次回放送予告として大きく掲載されています。

 昨日の新聞には、スポーツ振興くじ(toto)の助成金配分が決定したという記事が掲載されています。競技スポーツ645件の事業に約39億円。そのうちワールドカップ日本組織委員会(JAWOC)に22億円ですから、残りの644件に27億円ということです。そして生涯スポーツ999件の事業に20億円。

 事務審査で200件が対象外となり、その後の審査で10件が対象外となりました。約1850件の事業が申請され、そのうち約1640件の事業が助成対象となったということです。助成金申請を出されたことがある人には分かると思いますが、こんなに確立の高い助成ってのは他にはありません。

 詳しい資料は日本学校体育センターのHPに掲載されています。

 6月には助成内定の交付が出るそうです。ここからいろんな議論が噴出しそうです。また7月には追加募集も出るそうです。

 

5月31日(金)

 今週の火曜日から始まった求職者に対するIT講習。1日6時間。そして夕方はまた別の仕事だったりSCCの練習だったり。それから家に帰ってきて翌日6時間分の予習やったり、SCCの事務作業やったりとゆー日々が続いております。

 マウス操作に慣れるため、ペイントでどらえもんを書く練習をしているところ。

 昨日から鹿児島県高校総体が始まりました。見にいきたいんだけど…。明日は行きます。高校生軍団がんばれ!

 

5月30日(木)

 三菱自動車が、野球部の規模縮小を発表しました。本社広報部のコメント「決断は早いほどよいということで、手続きを進めている」。決めたらさっさとやっちゃいますよ〜ってなとこでしょうか。別に今回のことに限らず「決断」っていうのはタイミングであって、早ければいいっちゅーものでもないと、僕個人は思います。それに何より、監督、選手、その家族のことなんかぜんぜん気遣ってない。城山が休部になったときの総務部長の「4月からは一般社員として働いてもらう、辞めるものは引き止めない」というコメントを思い出しました。そんな感じの血の通わないコメントだと思いました。

 神戸市にある「王子陸上競技場」が、5月末で第1種公認競技場の歴史に幕を下ろすそうです。以前、IshiroさんのHPでもこのことは話題にのぼりましたが、5月末で公認競技場としての期限が切れるわけですが、その検定更新を神戸市が見送ったということです。

 理由は様々あるとは思うんですが、一言で言えば、公認競技場としての価値、存在意義ですよね。スポーツNPOサミットで神戸に行ったときにも、たまたま担当の方とお話をする機会があったんですが、今回のこの検定見送りは、非常に前向きな措置なわけです。つまり、公認競技場というのをとっぱらうことで、より市民にとって身近な、より利用されやすい競技場として生まれかわろうということです。今、どうやったらもっと市民に利用してもらえるだろうかと、頭をしぼっているということです。

 立派な公認競技場も大事ですが、こういった市民が日々の生活の中で利用していくための競技場というのも本当に必要です。今後に期待です。

 

5月29日(水)

 本日の南日本新聞朝刊に「一流選手を育てる」というテーマで紙上フォーラムが掲載されています。出席者は鹿屋体育大学副学長、県中体連理事長、県体育協会常任理事(体育センター所長)、徳洲会陸上部監督宮崎氏の4人。

 この紙上フォーラム。僕も一度出たことあるんですよ。テーマが「企業スポーツ」だったような…。3、4年ぐらい前だったと思います。県体育協会専務理事と、ハンドボール、ソフトボールの企業チーム関係者と僕の4人。その時は、全国的に企業スポーツが衰退してきているが、鹿児島まではその影響はまだないといった感じでした。

 あたくしその時に「でもしっかりと地域と密着した活動をするべきだ」と言ってるんですよ。えら〜い。

 それから今度は「総合型地域スポーツクラブ」というテーマで開催されました。もちろん僕は参加してません。僕がSCCの活動を始めてすぐぐらいかな。1年半ぐらい前…。「これからは地域に密着したスポーツクラブが必要だ」てな感じだったんですよ。

 で、今回が「一流選手を育てる」というテーマ。結局、どうなのかというと、一流選手を育てるには地域のバックアップが必要。地域と密着したクラブが必要だと。

 全国的にもそうですが「地域と密着したスポーツクラブが必要だ」ということは、どーーーこでも言われてることなんです。実際この紙上フォーラムでも何年も前から出ている話題です。

 じゃぁ聞きますよ。「地域に密着した活動」って。これどういうことですか?どういうことが地域に密着した活動と言えるんですか?

 「会員が2000人います。うちは地域に密着しています。」

 「種目が30種類もあって、それぞれに会員が50名ほどいます。うちは地域に密着しています。」

 ですか?

 そこですよ。そこ。地域に密着した、地域に根ざした活動っていったい何?

 ですよ。

 そこがイメージ湧かないんですよ。

 

5月28日(火)

 昨日のNHKかごしま「HGX」は、国会中継が長引いたため、来週へと延期になりました。6月3日(月)放送です。

 今日から求職者に対するIT講習が始まります。講師やってきます。1日6時間×7日間です。今週4日間、来週3日間あります。予習のことも考えるとちょーっとハードでごわす。やばいぃ〜。

 今朝の南日本新聞に「NPOの雇用創出探る」というタイトルで、先日ここに書いた鹿児島県NPO連絡交流会のことが記事になっております。横顔がちらっと載ってます。左端のヒゲです(笑)。

 

5月27日(月)

 前々から一度見てみたかった試合「ゴールデンゲームズ in のべおか」。テレビ・雑誌で見たり、知人からも「あーだこーだ」ということは何度も聞かされていましたが、とりあえず一度はこの目で見てみよう、その雰囲気をこの肌で感じてみようということで、土曜日の朝8時鹿児島出発で行ってまいりました。

 到着は、12時半過ぎ。道路が混んでいたこともあって4時間半かかりました。

この黄色い上着を着ている人達はボランティア。

 このボランティアを組織しているのは「延岡アスリートタウンサポーターズ(NATS)」という団体。いろいろなスポーツイベントのお手伝いをする団体のようです。延岡のJC(青年会議所)と関係しているだのなんだのということを聞きましたが、詳細は分かりません。こういう団体が裏方で運営協力をしているということです。

サブトラック

グラウンド横の売店。まるで国体のよう。

競技場入り口

選手受付

テレビカメラ

これはいったいなんでしょう。

 照明車です。これが4台。ナンバー見たら「土浦」。これ呼ぶだけでいったいいくらかかるのだろう。

 広告看板がグラウンドの外周にずらっと並んでいます。これを叩きながら応援するわけですが、伊達さんの「カモン!キッズデニス」のときもこういう看板が会場にあるんですね。これがあるだけで、華やかになってぐっとイベントっぽくなります。しかし何社から集めてるんでしょう。200社ぐらいでしょうか。それだけ集めるだけでもタイヘンな作業です。

宗監督。ワイヤレスマイクをつけてフィールドから選手をあおります。

選手だけではありません。応援する側をもあおります。

レースが終わったらすぐ表彰。選手はかなりしんどそー(笑)。

レース前の選手控え所。

そして夕刻。先ほどの照明車がぐんと高くなります。

照明がつきました。この辺りから雰囲気もがらっと変わります。

観客席もいっぱいになりました。

まさにお祭り。

 宗監督もトラックを1週。「さー皆さん応援お願いしま〜す!」と観客席を盛り上げます。

榎木もがんばってました。

女子1500mレース後のウィニングラン。

最後の組のほうはレース終了後にインタビューもありました。

中央大学の同級生。さとーちん。

快走を見せてくれました。はやかったよー。

 

 そして、この後2時間ほどかけて宮崎市内まで移動し、宿舎に12時頃入り、寝て、翌日鹿児島に戻ってきました。チカレました。

 昨年の「エブリバディデカスロン」と「ゴールデンゲームズ in 延岡」と、今、盛り上がってる陸上競技の大会を2つ視察したわけですが、感じたことは、盛り上がっているには盛り上がっているなりのわけがあると。つまり、盛り上げるためにそれなりの努力をきちんとしているということ。当たり前といったら当たり前のことなんだけど。普通の陸上競技の大会にはない様々な工夫が随所に見られるわけです。

 そしてそこには「こういうイベントにしたいんだ!」という強烈なパッションがあるということ。それとやはりキーパーソンの存在です。

 でもこれだけ大きくなると、大きいなりの問題点もチラホラ耳に入ってきたりして。応援の仕方に関して規制があるらしく、それはおかしいんじゃないか、というチラシを配ってる人達もおりました。

 しかし、昼の12時半から夜の10時までずーっと長距離のレース。もうお腹いっぱい。

 今日の夕方5時5分よりHGX「コラムでGO!」に出ます。

 

5月25日(土)

 昨日は、県NPO連絡交流会が開催され、「NPOによる雇用創出の可能性」というテーマのもと県内のNPO法人の代表が16名程集まりました。

 これだけ経済が疲弊し、失業率も悪化している。民間企業も行政も力がない。日本の仕組みを底辺から変えていくにはこのNPOの役割が重要になってくると。そういった中「NPOは果たして雇用の受け皿」に成り得るのかということです。

 成り得るか成り得ないかということでいえば、この僕自身が、失業という状態から自分で雇用の場を作ってきたわけですから、じゅうぶん成り得ると。それは自分の経験を持って発言はできるわけです。

 しかし、この話題がボランティアの話になり、「ボランティアでは限界がある」「ボランティアでは後が続かない」「ボランティアじゃなくてきちんと報酬を発生させるべき」「だからNPOもきちんと事業をやって雇用を発生させるべきだ」というふうな論調になってきたわけです。

 会が2時間しかなく、来賓の挨拶と、出席者が一人づつ意見を述べていけば2時間なんてあっという間で、突っ込んだ議論をする時間がなかったので、イライラしながらも何も言えなかったんですが。

 NPOが目指す世界は「自立した人材の育成」と「支えあいの社会」の創出。ボランティアには限界がある、きちんとした報酬を発生させるためにもNPOはきちんと事業をやるべきだ。これじゃぁ一般の民間企業と何ら変わりはないじゃないですか。

 NPOは「支えあいの社会」が基本です。そこにはやはりボランティアの無限の可能性がひそんでいると思うわけです。そういう支えあいの活動、ボランティア活動が活発になり、そのボランティアをまとめる役割という意味で非常勤ででも責任あるスタッフが必要となる、そこで「雇用」が発生する。これがNPOじゃないでしょうか。

 でもこれだけ「ボランティアには限界がある」という意見が出るというもの事実ではあるわけです。確かに「いばったボランティア」が多いというのはボランティア界ではとても大きな問題です。いわゆる「ボランティアやってあげている」的な人達。ボランティアだから責任がない、やってあげているんだから指図されたくない。こういうボランティアけっこう多いんですよ。皆さんの周りにはいませんか?これで痛い目にあってるNPOもたくさんいて、それにはうんざりしてるんです。

 要するに「支えあいの社会」を作れてないわけですよ。NPOの目指す社会は「自立した人材」と「支えあいの社会」を作りだすこと。そこなしに無理やり「雇用を生み出せ」「事業化しろ」では、ミッションを忘れた企業と何ら実態は変わらないわけです。

 今日は、延岡で開催される「ゴールデンゲームズ in のべおか」を視察に行きます。

 

 

5月24日(金)

 サッカーW杯のカメルーン代表が昨夜日本に到着しました。「お〜やっと来たか〜」と一行を空港で出迎えていたその時、何故かその一行を出迎えるカメルーン代表が一人。そう、一人だけ先に日本に到着していたと(笑)。こいつら全く予測がつかん。

 僕らが試合に行くときは、何日前から調整練習に入って、ここでこういう練習をして、ここでレストをいれて、ここで移動して、遠征先ではこういう練習をしてなどなど、びちーっと決めて、それがその通りいかなかったりすると、けっこーおろおろしてたもんですが。種目の違いでしょうか。国民性の違いでしょうか。

 今日は、NPOさつまの連絡協議会です。朝10時から夕刻まで。その後SCCの練習です。

 そ・れ・と。今日の南日本新聞朝刊「うぶ声」に「太田晶景(敬介・吉野町)」と出ています。しかし最近の子どもの名前はほんとーに読めん(人のこと言えないって)。今日載ってるだけでも、草詩、駿摩、舜etc…。こりすぎ(人のこと言えないって)。

 

5月23日(木)

 昨日は出生届を出してきました。夜は嫁の実家で「名付け祝い」をしました。「命名 晶景」と立派な額縁に飾ってありました。夜はそのまま隣で寝ました。初めて隣で寝ました。夜中に2度起こされました。眠い…。

 

5月22日(水)

 息子の名前は「晶景(しょうけい)」です。この部屋に差し込む朝日を見て決めました。僕もこの朝日に何度も何度も元気を分けてもらってきたので、人に元気を分けてあげられるようなそんな人に育って欲しいと思い付けました。

 今日はその晶景が産まれた時のことを書きます。

 最初に陣痛が来たのが12日の夜中の2時ぐらい。「陣痛がきたみたい」ということで起こされました。それからしばらく様子を見て、陣痛がおさまらなかったので病院に行きました。

 病院に連れていくと「陣痛は来ているけど、子宮口が開いてないからまだ産まれませんよ」ということで、翌朝いったん病院から二人で帰ってきました。

 今度は13日の夜の10時。陣痛が来ました。しかし今度もいったんはおさまりました。そして翌朝5時。陣痛が来ました。これもまたおさまるのかなーと様子を見ていたのですが、昼の11時頃になってもおさまらなかったので、病院に行くことにしました。

 それから夜9時までずっと陣痛が続きました。しかし子宮口が開かない。看護婦さんから「今夜はまだ産まれそうにありませんから、だんなさんもいったん帰って、また明日来てください」ということで今度は一人で家に帰りました。

 そして翌朝9時。そこには一晩中陣痛が続き憔悴しきった姿が。でもまだ子宮口は開いてないとのこと。12日の夜からほとんど寝ていないわけです。看護婦さんから、陣痛促進剤を入れていくという説明がありました。

 以前、自然分娩をやっている病院のことがテレビで紹介されていて「やっぱ自然分娩で産んだがいいよな〜」なんて言ったことがあったけど、正直、この時点でそんなことはどうでもいい、いつまで陣痛は続くのか、はやく楽にしてあげたい、赤ちゃんは無事産まれてくるのだろうか、そういう気持ちでした。


なんでおまえが血圧測ってもらってんだよ。しかも撮影者は…

 そして、促進剤が効いてきたのか、昼前から陣痛が強くなってきました。息使いも荒くなってきました。

 昼1時過ぎ。破水。「後、1時間ぐらいで産まれます」という助産婦さんの声。

 しかし、ここで僕は仕事に行かなくてはいけなかったのです。2時から4時まで講義の仕事が入っていました。1時半頃「頑張れよ」と声をかけ、後ろ髪引かれる思いで病院を後にしました。

 2時間の講義を、まさしく「心ここにあらず」で終えまた病院へ。真っ先に向かったのは「新生児室」。どの子だろう?と思って見渡すけど、どこにもいない。

 そしてその廊下の反対方向には義理のお父さんの姿が。「まだ、産まれんとよ。」

 「えっっ!」

 慌てて、看護婦さんに「お、お、おおたですけど、ま、まだ産まれてないんですか」と。そして、消毒をし、上着を着て、中に入ると、そこには意識朦朧として必死にふんばっている姿が。僕が声をかけてももう誰だか分からないらしい。

 そして「では、分娩室に移動します。」

 分娩室に移動しました。僕は外で待たされました。その間も、必死で叫ぶ声は外まで響いてきます。「どうにか無事に…」ただただ祈るばかり。

 そして「太田さん中にどうぞ!」という声がかかり、分娩室に入りました。そして頭を抱え、手を握り…。

 「ほらー頭が見えてきましたよー」

 真っ赤な、というかほぼ真っ黒な赤ちゃんが見えてきました。午後4時37分。元気な男の子の誕生でした。元気にぴょこぴょこ動く手足を拭きながら、助産婦さんが、

 「お父さんが帰ってくるまで出てくるのを待ってたんだよねー」

 昨日、母子ともに元気で退院しました。

 

5月21日(火)

 SCCの会員第一号、現プレイングスタッフのかみくり氏(彼女がかわいいんだけど、俺のことを見ると逃げる)が、

 「俺がおおたさんを初めて見たとき、競技場で宮崎さんとぱしゃぱしゃ写真撮ってたんですよね〜。」

 と、そんな話を先日したんです。

 「あーなるほどなるほど。鹿児島に来たばっかりのときね。陸マガの「旅立ちの春」ってゆーコーナーに載せる写真を撮りよったとよ。ははー、あのときの周りの高校生の中におったったい。ひゃひゃひゃ。そっかそっか…。」

 と、話はそこで終わったわけです。

 NHKかごしまで月〜金曜17:05〜18:00に放送されている「HGX」という番組があるのですが、その中の「コラムでGO!」というコーナーに「スポーツを楽しもう」というタイトルで来週の月曜日(5月27日)わたくしが出るわけですが(見てね♪)、その件で実業団時代の写真を送って欲しいと。よって、昨日、昔の写真を引っ張りだして写真をあれこれ見てたんですよ。

 ソシタラ…。

 衝撃の写真A

 衝撃の写真B

  この紫タイツ履いてるのって、かみくりだよな〜っ!

 いやー、笑いました。かみくりくん、この写真は壁紙にしなさい。真吾も微妙ー。

 

5月20日(月)

 約1ヶ月の1人暮らしが始まりました。

 昨日は、南日本小中陸上・中学生の部が開催されSCCの中学生軍団も出場しました。


 2年女子100メートルにて優勝した東郷慶子。昨年までのベストレコードは14秒0台。決勝は向かい風の中13秒17で走りました。

 女子共通走り高跳びで優勝した安山由佳梨。記録は1m40。45、50ぐらいはもう跳べる力あり!

 練習ではタイツ履くのに、試合時は何故かハーフパンツの南部地春(左から2番目)。堂々4位。

 それと、本日の南日本新聞朝刊に「南日本新聞を読んで」という読者モニターのコーナーにわたしの「地域が、人が、主役に」というコラムが掲載されています。

 

5月18日(土)

 高額納税者番付、ジャンル別「プロスポーツ」で、陸上女子長距離の高橋尚子選手が堂々4位。所得は4億円を越えると見られるだそうです。これってほとんどがTV、CMの出演料なんですよね。儲かるんだな〜。

 納税といえば、国民の義務。SCCも法人として、昨日、法人税の納付に行ってまいりました。

 県法人税が年間2万円。昨年5月30日設立ですから、かけるの10ヶ月分。16,600円。市法人税が年間5万円。かけるの10ヶ月分で41,600円。トータル58,200円なり。

 来月の新聞には、SCCが高額納税法人で載るんじゃないかと思っていたんですが、高橋選手の納税額を見ると、自分がものすごくちっぽけに思えました。

 今日は12時から講演が入っています。ホテルニューかごしまというところでお話をしてきます。ちっとでも稼いでいかんと!

 

5月17日(金)

 5月15日、午後4時37分。

 元気な元気な男の子が産まれました。3180グラム。

 もーねー…。なんて書きようがないんです。この気持ちは。偉大なる命の誕生に感謝です。

 

 

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