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<2月9日〜>

3月11日(月)


 ムネオ効果は別になかったよーで(笑)。

 帰ってまいひりまひた。神戸より。 濃いぃ3日間でした。イベント自体も夜も(笑)。ほんっとおもしろかったです。初めての事例発表もあっという間に終わりました。明日にでも写真のほうは掲載します〜。

3月9日(土)

 鈴木宗男。

 この名前が表紙にあるだけで、週刊誌の売れ行きが良くなるらく、よってここにこの名前どーんと書いたらこのホームページのアクセスもどーんとあがるんかなぁと思って。実験デス。

 明日、「スポーツシンポジウム in KOBE」です。SCCのことを事例発表しに行きます。きんちょーします。

 今日のSCCの練習に顔出して、その後、最終の飛行機で神戸に行きます。

3月8日(金)

 今朝の南日本新聞一面を見た瞬間、思わず咳き込んでしまいました。

 「磯に海底トンネル」

 おいおい…。磯って、ここだよなー。

 うちのマンションの前の道路は週末はいっつも渋滞しているんですが、その緩和策としの「海底トンネル」だそうです。立ち退きとかはしなくていいんすよね?でもなんだかいろいろと騒がしくなりそうです。

 すーーっかり忘れていたんですが、二週間ほど前に「アメリカンスポーツの魅力」というタイトルの講演が開催されるという情報を手に入れたので、聴きにいってきました。

 講師は在日アメリカ人。アメリカの4大プロスポーツ、ベースボール、アメフト、バスケットボール、ホッケーについて語り始めました。

 「バスケットボールは19○○年に○○で生まれ、チーム数がこのように増加し、チームの値段はこのように推移している、ナンチャラカンチャラ…。」

 僕はアメリカのスポーツってこんなに面白いんだよ、アメリカのスポーツと日本のスポーツの違い、アメリカ人から見た日本のスポーツについての感想などそういう部分が聴けるかと思ったのに、上のような棒グラフがたーっくさん出てきて(しかも全部イングリッシュ)、「いつ生まれた」だの「選手の平均年俸」だの「チーム数」だの…。

 アンケートを書く紙があったので、

 「本日の講話は「アメリカンスポーツの魅力」というタイトルではなく、「アメリカンスポーツの歴史と現状」というタイトルのほうが良かったのでは?」

 とだけ書いて帰りました。

 

3月7日(木)

 M新聞のI氏(バレバレ)より3月5日のM新聞の記事がFAXで届きました。

 「日本は惨敗ではなかった−ソルトレイク冬季五輪−」という記事です。前回の長野五輪では金5個を含む計10個のメダルを獲得した日本が、今回のソルトレイクシティ五輪では銀メダル1個、銅メダル1個の2つに終わった。「惨敗!」と日本中で言っているが、いや、これでもけっこうよくやったんじゃないかという内容です。

 「今や、世界レベルで戦うような選手は「イチ個人の力」だけではどうしようもなく、国家や地域、市民の大きな理解と尊敬、援助なしには成績をあげることは不可能。アメリカやドイツにはそういった土壌がある。しかし、日本にはそういった土壌がない。今までは心と財布に余裕があったので、欧米のようなスポーツ文化の真似事をしてきたが、景気の悪化でその余裕がなくなると、真っ先にスポーツが切り捨てられてしまう。そういった中でのメダル2個は「よくやった」と受け止めるべきだ。」

 ということです。

 今回のソルトレイクシティ五輪の結果に、いろんなメディアが「日本惨敗」「本気で強化策を見直せ」ということを言っていましたが、僕もこういった論調には違和感を感じていました。

 だって、五輪金メダリストがリストラされる時代ですよ。選手達、みーんなびくびくしながら選手活動しているわけですよ。そんな状況で世界と同等に戦えって、そんな無責任な話ないなと。

 それこそ「いやーこんな状況の中みんなよく頑張ったね」と、こんな声があがってもよさそうなものの「日本は弱くなった」「四年間何をやっていたんだ」とそんな話ばかり。

 ジャンプの葛西選手もぼろくそに言われてたけど、彼も最近所属してた部がなくなったとそんな目にあったばかりじゃないですか。そんな中ですよ。そんな中。勝てるわけねーって。日本人の好きな精神論とかそんなレベルじゃないんですよ。四年の一度のほんの一瞬に自分のベストパフォーマンスを引き出す。「やる気があればできる」とか「バネにして頑張れ」とかそんな簡単に言って欲しくないですよ。

 日本のスポーツの土壌が今どうなっているのか、何が、誰のせいで日本のスポーツがこうなってしまったのか、そしてそれを改善していくにはどうすればいいのか。やはり「市民の理解を得る」という点においては、メディアの力といのはとても大きいわけです。それが「弱くなった弱くなった」だけでは、市民の意識はどんどんスポーツから遠のいてしまうだけです。

 「日本惨敗!」で終わった今だからこそ、日本のスポーツの土壌というものを、日本全体で真剣に考えなおすべきだと思います。

3月6日(水)

 鹿児島市教育委員会が行っている「部活動活性化事業」。スポーツに対して専門的な知識を持つ社会人を、鹿児島市内の公立学校運動部に、コーチとして派遣しますという事業ですが、僕も昨年の5月より某中学校に派遣され、陸上部コーチとして毎週通い続けてきました。

 そして昨日が最後の日でした。

 メニューはショートスプリント40m×8×3S。間はジョック。グランドの隅のわずかなスペースしか練習場所が確保できないので、必然的にこういうメニューになります。

 そして練習終了後、最後に集まって、一人づつ挨拶の言葉を頂きました。そしてなんと色紙とプレゼントまでいただきました。


いただいた色紙とミズノのTシャツ

 こういうものをもらって、ちょっとうるっとくるってのは年のせいなんでしょうか(笑)。うれしかったです。最後に僕も挨拶しました。

 「1年間、みんながスポーツというものとどう接しているのだろうという視点で見てきました。スポーツって誰かにやらされるもの、どうやってさぼろうか、そういうふうなところが多々見られたけど、決してスポーツってそんなものじゃない。誰にやらさせれるものでもないし、さぼるさぼらない、そういうものでもない。僕が1年間みんなに発してきたメッセージです。いつか「太田コーチが言ってたことってこういうことなんだな」って分かってくれる日がくればいいな思います。どうも1年間有難うございました。」

 とだけ、最後に挨拶をしました。来年度の新入部員が集まった頃にまた遊びにいこーっと。

3月5日(火)

 SCCの協賛会員さんで、千葉マスターズでデカスロンをやってある永田さんが、先日鹿児島に帰ってこられて(実家が鹿児島)、SCCの練習に参加されていきました。その様子が永田さんのHPに掲載されています。

デカスロンは楽しい!

 今日の南日本新聞に、鹿児島市が4月1日から「市民参加推進課」というものを新設するいう記事が掲載されています。NPOなどとの連携を図り、市民参加と協働によるまちづくりを進める窓口となる、だそうです。

 いーですねー。徐々に徐々にですが追い風吹いてます!

 

3月4日(月)

 先ほど、かくてーしんこくを無事済ませて参りました。自分ではばっちり書いていったつもりだったんですが、やはりダメダシが1度出て、書きなおしてその後オッケイでした。ほっとしとります。

 何も悪いことをしてないんだけど、係りの人にマジマジといろんな書類を見られると、妙にドキドキソワソワするのは何故でしょう。

 ま、これでヒトダンラク。10日に神戸で開催される「スポーツNPOサミット in Kobe」の準備にとりかかりたいと思います。

 土曜日は、鹿児島県実業団連盟主催の陸上教室に講師として行ってきました。参加人数は地元の中学生を中心とした約100名ほど。それを短距離と長距離とに分けてやりました。短距離の講師は徳洲会陸上部監督宮崎氏と僕の二人。

 デジカメはSCCの方に持っていってたので、携帯で撮った写真です。練習終了後の「質問タイム」。一番奥の青のジャージ上下の人が宮崎氏。

 「腹筋をすると背が伸びなくなるというのは本当ですか?」

 とか聞かれたりして。そーいや、僕らの中学生の頃にもこんな迷信が流れててたなーとか思ったり。

 そして最後に宮崎さん。

 「みんなねー、好き嫌いなくなんでも食べないとだめだぞ。いっくら練習しても野菜残したりしてたら強くならないぞ!」

 と。あなたもゴボウ食べないでしょっ!

3月2日(土)

 昨日の夕方、SCCの練習で鴨池陸上競技場に行ったら、入口のとこに昨日の「フェリア」がどーんと置いてあって、しか記事のところがばーんと開かれてて、相当慌てました。おおつぼくん。悪い冗談はよしこちゃん。

 昨日、しょーすけくんに「給与所得の源泉徴収票」なるものを渡し、鹿屋市役所市民税課に市町村提出分を送付し、法人としての動きはとりあえず終了しました。これからは個人として、個人事業からの収入、SCCからの収入、その他雑所得、係った経費等を計算して、確定申告をして終わりです。今、机の上はこんな状態です↓。

 絶対、月曜日には提出できるよーにぐわんばりますっ。

 今日はこれから鹿児島県財部町というところで「陸上教室」の講師をやってきます。宮崎さんとの久々のタッグマッチです。

3月1日(金)

 あー恥ずかしい。

 1ヶ月ほど前に初めて夫婦で取材を受けたわけですが(2月1日のダイアリー参照)、本日の南日本新聞の折り込みチラシといっしょに届けられる情報誌「フェリア」に、「私たちベストパートナー」というタイトルで記事が掲載されています(ホームページのほうにも後日掲載されると思います)。いろいろな活動に取り組む4組の夫婦が取り上げられています。

 しかし、嫁よ。そんなに恥ずかしいコメントを残してくれるなよ…。

 昨年の暮れから、実は内面下でいろいろと動きがありまして、一つ委託事業を受けるという話が浮かび上がっていました。とある大きなイベント事務局をSCCで受けるといったお話があったんですが、その話がなくなりました。

 SCCの理事会の議事録等をご覧になられると分かるかと思うんですが、僕はSCCを、僕がいなくても回るように回るように仕向けてきました。それは一つにこの委託事業が入るかもしれないという動きがあったからで、そのための体制作りというを考えた上でのことでした。

 だから、SCCのほうはしばらくの間は見れなくなるかもしれないけど、僕はそちらのイベント事務局をきちんと事業として成功させて、今後のSCCの財政基盤の大きな柱にしたいと思っていたわけです。

 しかし、神様が時期尚早だと言っているのでしょう。この話はなくなりました。またイチから来年度以降の体制、事業規模というものを考え直していこうと思います。

 

2月28日(木)

 かくてーしんこくは終わりましたか?

 昨年、生まれて初めての「かくてーしんこく」っつーものをやったわけですが、今年はまたややこしくて、5月30日付けで法人の代表となったと。それからの月給、またそれまでは、個人事業者として稼いでいたとゆーことになるわけです。だからここの事務所家賃やらの経費は、5月29日までは個人事業経費で、30日からは特定非営利活動法人SCC経費となる。

 わっけわかんない。

 でも、いちおーやらんといかんわけですから、まる2日ぐらいかけて帳簿を全部まとめて、綺麗にファイリングして、税務署の確定申告コーナーに昨日の昼過ぎに持っていったんです。

 「特定非営利活動法人の確定申告はどこですか?」

 すると、ここは個人だけだから別の場所に行ってくださいと言われ、そのまま別の場所へ。同様の質問をすると、

 「法人の確定申告は定款で定められた年度が終わってから2ヶ月以内です。今、行われている確定申告は「個人」です。」

 と。ありゃありゃそうなのね。法人の確定申告は3月の決算が終わってから。で、個人の確定申告はこの時期だと。

 でも、実はこの日、法人格を取得してから初めての税務署登場。いろいろ聞くと、出さないかん書類が山のようにあるそーな!(爆)

 そこから約1時間。源泉徴収の仕方。年末調整の仕方。毎月10日までに出さなくてはいけない用紙。支払い調書etc。むっずかしー説明とたっくさんの書類。

 あ〜〜〜わかんね〜〜〜〜っ!

 とりあえず、今やらなくてはいけないのは、法人としては、5月の設立から今まで、法人SCCから個人太田敬介に支払われた分の源泉徴収。それから市役所に出す分もあるそーな。収益事業開業届っつーのも、これは税務署に出さないといけない。そして、個人としては、確定申告。SCCから給料をどれだけもらって、どれだけ税金払いました。その他にも原稿料、講師料等全部出して、またどれだけ税金を払ったか。またプラスどれだけ払うのか。

 3月に入ると忙しくなるので、早めにやらんとな〜。

 

2月27日(水)

 NTT西日本が、陸上部、ラグビー部、男女バレーボール部の活動支援打ち切りを発表しました。今回は「休部」「廃部」といった言葉を使わずに「活動支援打ち切り」という言葉を使ってきました。

 今までは、遠征や合宿を勤務扱いにしたり、その費用を出したりだとか「活動を支援」をしてきたけど、今後は一切しないよと、後は自分達の好き勝手にやってくれる分には構わないと。ま、生殺しっつーやつでしょうか。

 言葉を微妙にすげかえて、ちょっこっとでも企業イメージのダウンを防ごうという悪あがきが垣間見えます。

 しかもまたもや出ました。野球部だけはそのままだそーです。

 砲丸投げ日本記録保持者の野口が、所属している「コニカ九州」との契約が3月いっぱいで切れます。自身のホームページ(NOGUNOGUのページ)でその辺りのこと、また心境を語っているので、僕もここでちょっと書かせてもらいます。

 昨年の3月ぐらいには決まっていたことでした。でも正直、野口ぐらいの競技成績を持ち、しかも性格的にも人なつっこくて、いろんな人からかわいがってもらえるヤツだから、1年間ぐらいの猶予があればどうにかなるんだろうと、僕はそう安易に思ってました。

 しかし、現実は甘くはなかったと。

 「長距離だったら採る」という言葉を投げかけられた時の野口の気持ちって本当に計り知れない。

 先日電話で野口本人と久しぶりに話をしたんだけど、

 「最終的には長距離に転向するしかないな〜」

 なんて冗談みたいに言いましたけど、その「長距離だったら採る」だとか、NTT西日本の「野球部だけは残す」だとか、本当に選手本人達にとっては、人種差別とまで言ってしまうと大袈裟かもしれないけど、大きな大きな「種目差別」。そういう思いがあることでしょう。

 なんで種目によって、スポーツによって、こんなにも違いが出てくるんだよ、なんで自分はこんなスポーツを選んでしまったんだという、自身の競技生活を否定してしまいそうなぐらいの気持ちにまでなると思います。

 でも、事実として「人気のあるスポーツ」と「人気のないスポーツ」というのがあると。それはしょうがないわけです。しかし人気のあるスポーツだけが残っていって、人気のないスポーツは廃れていっていいのだろうか。それは資本主義社会の市場原理?

 もう、人気のあるスポーツはそれはそれで儲かっている企業が「スポンサーシップ」していけばいいんです。企業の広告塔となればいいわけです。そこまで割り切ってやっていけばいいんですよ。

 じゃぁ、人気のないスポーツ、いわゆる「広告」としての価値のないマイナースポーツは今後どうしていけばいいのか。

 営利を追求する「営利法人」、つまり民間企業はマイナースポーツには手を出さない。じゃぁ行政は?というと、行政はもっともっと底辺。青少年スポーツとかレクリエーションスポーツとかにしか、今手が出せないわけです。行政も今、財政が厳しいのです。大きな枠でしか「行政サービス」というのは今後進行しないわけです。

 民間企業が手を出せない、行政も手を出せない。今、こういう分野がスポーツに限らずたーっくさん出てきているわけです。

 そう、NPO市民活動ですよ。

 今後のスポーツ界。企業じゃない。行政じゃない。NPOが担っていくのです。「市民」が「地域」が、これからのスポーツを担っていくのです。

 結局、今の野口にどうしろと、なかなかいいアドバイスもしてあげられないわけですが、とにもかくにも現実は現実です。今の悔しい気持ちをバネにして、さらに大きく、世界に通用する投擲選手に育って欲しいと思います。そして、また大きな視野も持って、新しい世代が、今の野口のように活動の場を失ってしまうことのないよう、新たな活動にも注目して欲しいなと思います。

 

2月26日(火)

 今朝はうぐいすの鳴く声で目が覚めました。いとおかし。

 この前の日曜日は、昨日のダイアリーでも書いたようにマイペースクロスカントリーという大会が開催され、そちらに行ってきたんですが、別に先約があったので、途中そちらのほうにも顔を出してきました。

 「カモンキッズテニス!!」

 そう、伊達公子さんが、ニュースステーションの取材以来約1年振りに鹿児島にいらっしゃいました。

 会うやいなや

 「太った???」

 と(涙)。ま、この日は二日酔いだったので、顔がむくんでたということにしよう…。お互い新婚、しかも披露宴が1週間違いということで、

「ご結婚おめでとうございます〜」

「いやいやそちらこそおめでとうございます〜」

 いやー相変わらずお美しくて…。のほほ。

2月25日(月)

 昨日は鹿児島県マスターズ協会が主催する「マイペースクロスカントリー in 吉野公園」という大会にSCCからも数名が出場したので行ってまいりました。

 この大会は1km・3km・6kmという3つのコースがあるんですが、速い人が勝ちというルールではなく、前もって申告しておいたタイムに近かった人が勝ちというおもしろいルールなのであります。


スタート前の小学生。SCCからは3名が出場。


宮下弥希子(小2)


レース前に指示を出すかみくりコーチ


指示とおりスタートから全力疾走の濱元


見事2位と7位に輝いた二人。右から濱元、左が三宅(順子)。


閉会式の抽選で洗濯物干しが当たった三宅(修司)。


【余談】なにゆえ、中学生はタイツの上にランパンを履くのか…。

 とゆーことで、天候もよくなかなか楽しい大会でした。

 

2月23日(土)

 昨日はKKB(鹿児島放送)から取材が来ました。


インタビューに答える庭田氏

 今回は「市政広報番組」っちゅーやつです。今、いろんな分野で市民活動が活発になってきている。鹿児島市もそういった市民の声を今後どんどん取り入れていこうと。そういった中、このSCCのスポーツ分野におけるNPO活動を取り上げてくださるということでした。

 この内容とどう関係あるのか分からないんですが、リポーターの女性と100メートル競走させられました(笑)。

 放送は3月10(日)の昼です。

 また、3月1日の南日本新聞朝刊にはさまれてくる情報誌「フェリア」に太田夫妻(笑)のことが載る予定です。でも、これなんだか心配なんです。今までとは趣旨が違って「夫婦」にスポットを当てた内容ですから。どんな内容なんだか皆目検討がつきません。なんか悪い予感がする…。

2月22日(金)

 昨日の夕刊一面を見た瞬間、思わず大きな声をあげてしまいました。

 「NGOカラモジア破たん」

 鹿児島で国際交流などの活動を20年ほど前から続けているNGO「財団法人カラモジア」が事実上破たんしたという記事です。詳しい内容はよく分からないんですが、手をつけてはいけない部分に手をつけてしまったと。それが1億7千万あったのが、現在750万しか残っていないそうです。

 カラモジアとは直接的な交流は全くないんですが、新聞紙上ではよく名前を拝見していたし、今朝も地元紙だけでなく日経新聞にも記事となっているぐらいなので、かなり有名なNGOだと思われます。

 前加藤理事長という人が持ち前の行動力で活動を広げてきたが、資金がついてこなかった、つまり身の丈を超えてしまったということです。

 NPOとNGO。最初にあるのはイチ個人の「思い」。それが輪となり団体となり、そして法人となる。その過程で大事なのは個人としての「思い」から組織としての「使命」ということへの移行です。

 イチ個人の思いだけでは限界があります。だから法人となるわけじゃないですか。それなのに、この加藤さんという人は「思い」だけで20年近く活動されてきたのでしょう。

 その「思い」は素晴らしいんです。活動内容も本当に素晴らしいんです。しかし、それと同時に大切なのはやはり「実」の部分です。代表には2つの顔が必要です。活動家としての顔。そしてもう一つは組織経営者としての顔。この前加藤理事長には組織経営者としての力量が足りなかったのでしょう。

 僕もしっかり引き締めていこうと思います。しっかりとマネジメント能力をつけて、突っ走るところは思いっきり突っ走る、しかし、立ち止まるところはしっかり立ち止まり、みんなの意見もよーく聞く。そのバランス感覚だと思います。

 せっかく、NGO、NPOがんばっていこうという気運が盛り上がってきているところだったのにちょっとダーティなイメージがついてしまいました。残念です。

 

2月21日(木)

 昨日は久々の「深酒 in 天文館」でした。久々に行ったお店で「あんたも酒弱くなったな〜」とモロに言われました。そんなに昔は飲んでたっけ…。

 でも、外で飯を食うことはいいことです。いろんな人と会えて、いろんな話ができるから。

 きんちゃん(萩本欽一さん)が、弟子が結婚するときに、その嫁さんに対して、

 「あんまりおいしい料理を作らないでください」

 と言ったそうな。どういうことかというと、嫁があんまりおいしい料理を作って、だんなが毎晩毎晩それを食べるのを楽しみにしてしまうと、外に出なくなってしまう。男は外で飯食って、友好関係広げてナンボやと。だから「あんまりおいしい料理を作るな」だそうです。

 話は変わって、昨日はSCCの練習でしたが、Jリーグの合宿もようやく終わり、平和な鴨池陸上競技場に戻っておりました。

 2、3前の南日本新聞に「心不在の訪問」というコラムが載ってました。知っている記者が書いた記事ですが、Jリーガーが幼稚園を福祉活動として訪問するということで、取材に行ったと。子供たちがボールを蹴り、Jリーガーがまた蹴り返す、そういうモノを想像していったら…。

 予定より30分ほど遅れて始まった訪問は、選手の一言、グッズ贈呈、記念撮影、15分ほどであっけなく終わって帰っていってしまった。こんなカタチだけの、企業実績作りのための訪問は失礼だと。

 ちゅーとはんぱなことしよって。Jリーガーめ。名前を出せ。名前を。どこのどいつだ。

 マスコミも容赦なくこういうことは叩いてください。調子にのるなよと。

 これからの世の中、社会貢献活動をしない企業はつぶれます。同様に社会貢献活動をしないトップスポーツという姿も存在し得ません。肝に銘じて欲しいと思います。

2月20日(水)

 すごいっすね。国会中継。ずっと見てしまいそうです。

 今日の日経新聞に「NPO生産額、自動二輪越す」という記事が掲載されています。

 2000年のNPOの国内生産額が6,941億円で自動二輪車の6,868億や、パルプの6,208億より多かったということです。

 現在、全国にあるNPO法人の数は5,000から6,000ぐらい。計算すると1法人につき1億円以上の生産額。んなわけないし、めちゃめちゃ儲かってるNPOなんてのも聞いたこともないし、何のこっちゃと思っていたんですが、今回の対象団体は9万4千団体とありましたので、広義的にとらえたNPO団体の生産額ということです。NPO法人のみの生産額ということではありません。

 しかし、すごいですね。ITバブルもはじけた今、元気があるのはこういう市民活動、コミュニティビジネスだけでしょうか。

 最後に「2010年には1兆7844億まで拡大すると予測される」だそうです。皆さん、もしかしたらNPOはビジネスチャンスなのかもよ〜。

 

2月19日(火)

 西日本新聞さんから取材を受けました。去年の11月30日に(さっき手帳で確認しました)。

 でも「いつ掲載されることになるかはまだ分かりません」ということだったのでキナガ〜に待っていたんです。

 しかし、ある日突然、福岡の友人から「見たよ〜」との連絡がありました。12月14日の夕刊に掲載されていたとのこと。

 その日に掲載されるということをまーったく聞いてなくて、しかも福岡県内発行分だけという話だったんですが、佐賀の親戚から電話があったり、大分の人から問い合わせがあったり、紙面も見てないし、こりゃいったいどーなってんだーって感じで、

 「掲載記事を送ってくださいまし〜」

 とお願いしたところ、先週の土曜日、2ヶ月の時を経て、ようやく手元に届きました。福岡から歩いて持ってきてくれたんかな。

2月18日(月)

 メールデータの移動がうまくいかなかった原因が分かりました。CD-Rでバックアップとって、それをクリーンインストール後に元の場所に戻すんですけど、その時に属性の「読み取り専用」を解除しないといけなかったんです。それをやらなかったからエラーが起こってたんです。 なるほどなるほど。

 パソコン。ほぼ100%復活です。先週はほとんど事務作業が進まなかったので、今週はちょびっとそっちを頑張ろーと思っています。確定申告もあることだし。

 携帯、機種変更しました。1年半ぶりになるのですが(過去ダイアリーバックナンバー5:7月18日参照)、携帯がこんなに進化しているとは…。すごい。


新しい携帯からとった古い携帯

2月17日(日)

  昨日は補助競技場での練習だったので、フリー練習の変わりに「馬跳び」やりました。

 10人一組ぐらいで100mぶっとーしでやるんですけど、これけっこうきついんです。

 しかし、びっくりしたのが子供たちの多くが馬跳びできないこと。跳ぶほうは人の背中を飛び越えることが怖いのか、なんだか恐々やっているし、中には背中に手をつかないで跳ぼうとするモノもいたりするわけです。馬になってるほうもちょっと背中を上から強く押されるとふにゃっとなってしまったり。

 「おいおい、おまえら〜…」

 とびっくりしてしまいました。今の子供って学校で馬跳びとかやらないの?でも、馬跳びって要は跳び箱でしょ。学校体育の基本やろ?

 縄跳びとか馬跳びとか、昔の子供ならひょいひょいやってたことが今の子供たちはできなかったりするんです。

 子供たちの基本的な体力というものがどんどん低下しているというのはいろんなところで聞くわけですが、鹿児島でこれですよ。都会の子供たちはもっとひどいんでしょう。やばいな日本人。

2月16日(土)

 からっと晴れ上がった土曜日の朝。朝日を浴びながら、部屋から見える海を眺め、優雅にコーヒーなんぞを飲んでいたその時、1本の電話が。

「(こんな早い時間から誰だろう)はい、もしもし。」

「あのー、今、鴨池陸上競技場の補助グランドにいるんですが、ヘッドコーチの鈴木さんの財布が落ちてるですが…。

「へっ?あっ、あーっ、そーなんですか。申し訳ございません。すぐに取りに伺います!」

 ということで、スェット&ねぐせボーボーヘアのまま先ほど鴨池までしょーすけの財布を取りにいきました。

 しょーすけくん、君の財布はここにあります。

 東京都の都市公園条例が、公園に企業名を入れてもよいと改正されたという話を聞きました。アメリカではこれも立派なビジネスになっているそうですが、日本では初めてのようです。このように企業がスポーツに携わる新しい形というものも出てき始めています。

 また中体連が今後大会出場料を取るという方向で現在動いるそうです。いいんじゃないですか?お金を取ることは悪いことではありません。そもそもスポーツをすることでお金をとることが悪いことだというアマチュアリズムこそ諸悪の根源ですから。

 選手はスポーツをやることで金品をもらってはいけないというのがアマチュアリズムです。しかし、陸協の登録費、大会出場料、これはなんですか?選手はアマチュアだからお金をもらってはいけなくて、それを統括する団体はもらってもよいと。

 そもそもアマチュアリズムとは一部の特権階級がスポーツを独占しようとした考え方なのです。

 陸協も中体連も大会主催者も選手もちゃんともらうべきものはもらう。スポーツでお金がどんどん回るようになる。スポーツ産業がビジネスとして定着する。変なアマチュアリズムはとっぱらいましょう。

2月15日(金)

 朝から1つ打ち合わせをしてきて帰ってきたところです。相変わらずのろいパソコンに脳みそクラクラきてます。こののろいパソコンで今日中に「SCCの素」を作らないといけません。

 先週の土曜日、川内市というろころで開催されたスポーツシンポジウムに参加してきました。


会場の川内市国際交流センター


パネラーの皆様

 スポーツNPOの話になった時、突然「SCC」の名前が出てきてびっくりいたしました。会場で一人ニヤニヤしてしまいました。隣の人は気味悪かったでしょう。

 で。

 ぬわぁんと、わたくし今度は「パネラー」としてSCCの事例発表をさせていただくことになりました。3月10日(土)神戸ファッションマートにて開催される「スポーツNPOサミット in Kobe」です。詳しくはクラブネッツのホームページよりどうぞ〜!

http://www.clubnetz.or.jp/announce/summit.htm

 

2月14日(木)

 うあぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜っっっっ!!!せからしかぁぁぁ〜〜〜っっ!

 パソコン。せーっかく月曜日にクリーンインストールしたっつーのに、昨日ぐらいからまた動きがおかしくなって。今朝また再度データのバックアップをとって、もう一度フォーマットして、またOSをインストールしようとしたんです。

 しかしインストールの途中でフリーズしてしまう。

 何がおかしいのか分からなくて、98のセカンドエディションをインストールしてたんですけど、今度はミレニアムで挑戦。しかし全く同じところで止まってしまう。

 な、なにがバレンタイデーだ。ちきしょう。そんなラブリーな気持ちにはとうていなれんわいっ!(涙)

 先日、余ってるパソコンをゆずってもらっといて良かった〜。今はそっちのパソコン使ってます。しかしこのパソコンのろい…。本体の前面には「Windows95」というラベルが。昔の人はこんなに遅いパソコン使ってたのね。

 あーーーどーしよ。買うしかないなー。いちおー修理にもっていこ。それからまた決めよ。

2月13日(水)

 今朝は早くに起きました。久々にテレビ見ながらドキドキしました。清水選手、銀メダル。素晴らしいです。4年に1度しかないオリンピックで2大会連続のメダル。 しかし印象に残ったのはレース後のコメント。

 同様にオリンピックで2大会連続のメダルに輝いた女子モーグルの里谷選手や、マラソンの有森選手などのレース終了後のコメントは「自分でもよくやったと思う」とそんな感じのものでした。

 しかし清水選手の口から出た言葉は「ただ悔しい」。ニコリともしないで。

 なかなか言える言葉じゃないと思います。本当にこの人は勝負師。完璧を求めつづける人。このまま道を極めていくのでしょう。

 話は変わって、日曜日と月曜日の両日。このHPの更新作業ができなかったわけですが、この2日間に鹿児島の南日本新聞朝刊にSCCのことが掲載されました。

 「声を形に−行政と住民縮む距離−」という全部で10回連載記事の9回目「育てNPO」と10回目「過渡期」にSCCのことが掲載されています。9回目のほうには先日「NPO法人とは?」というタイトルで講演した時の写真も載っています。またもやオトロシー顔してます(笑)。

 内容は、SCCのように様々な分野において市民が自分達の手でで自分の住む町を良くしようという活動が出てき始めている。今後、行政はそれをどう取り入れていくのか、その辺りはまだまだ模索中である、といったそんな感じでした。

 

2月12日(火)

 ほえぇ〜…。

 あの悪夢再び(バックナンバー05参照)。日曜日。事務局にパソコンをもう一台入れたので、新しく机と椅子と買って、事務局リニューアルをやったんです。パソコンの線を全部ひっこぬいて。で、その時ハードディスの裏側を雑巾でさっと拭いたんです。

 結局、これが原因だったのかよー分からないんですが、机やらなんやら全部入れて、パソコン置く位置も決まって、線をばんばんつないで、ぽちっと電源を入れたんです。

 そしたら、なんのなんの。周辺機器を認識しないではありませんか。

 でも、乾いたら直るやろーってことで一晩置いてたんです。が、翌朝、症状は依然そのまま。フォーマットしようにも、CD−ROMドライブも動かない。こりゃーやばいってことで、修理やさんに持っていって、そしたらすぐCD−ROMドライブは開くようになって、また持って帰って、上書きインストール。しかし、どーにもUSBの調子がよくない。なんとかCD-Rが動いたので今のうち〜と思ってデータのバックアップ。その後、結局フォーマット。クリーンインストール。

 で、先ほど、なんとか通常通り作業ができるまでは回復しました。ほとんどのデータは取り出せたんだけど、なぜかメールデータだけが、クリーンインストール後のアウトルックエクスプレスでは認識しない。なんでやろ〜。バージョンが違うのかなと思って、5.0から5.5サービスパックっつーのにあげてみたんだけど、じぇんじぇんダメ。

 すんません。ここ2、3日中にメールを下さった方々。もう全部消えてしまいました(涙)。もう一度メールください〜。

2月9日(土)

 昨日は「初講演」。鹿児島市社会福祉協議会主催の「ボランティア養成講座」の最終回「NPO法人とは」に講師として参加してきました。

 たった今「初講演」とは書きましたが、実は7年ほど前、人前で講演をしたことがたった1度だけありました。

 城山観光に勤めていた頃の話です。幹部研修というのがあって、いわゆる「主任」だとか「課長」だとか役職がついてる人達だけの研修があったんですが、そこで当時新入社員の僕が話をしろということがあったんです。

 見事にゲキチン。持ち時間45分のところ、15分で終了。壇上からマイクで、

 「お、おわってイイッスカ?(汗)…」

 と、人事部長に話しかけ、会場大爆笑、人事部長には説教をくらうというにがーい思い出があったんです。

 だから今回も「1時間もしゃべれるかな〜」とものすごく不安だったんですが、いちおー時間配分に関してはバッチグー。50分で話を終え、15分間は質疑応答。予定の1時間を5分ほどオーバーして終了という形でした。

 内容は、NPOという言葉の説明、SCCの活動内容、また何故NPO法人格を取得したのか、そして最後にNPOが今、世間から期待されていること、行政、企業、市民(NPO)この3つの連携がこれからの社会をよくしていくんですよと、そんな感じの内容でした。しかしどこでどー聞きつけたのか、新聞社の方が来てて、やりにくかったです。


受講生はこんな方々。15名ほど。

 最後の質疑応答の時間。どんな質問が来るんだろうと身構えてたんです。そしたら…

 「わたしは○○さんと知り合いだから、太田さんのこと言っときますよ!」

 「もっと新聞にとりあげてもらわないと!」

 「応援しますから、がんばってください!」

 僕も、

 「あ、あ、ありがとうございますっ!」

 とか言ったりして、なんだか「太田敬介を激ます会」みたいになってきて(笑)。

 「今日はありがとーございましたー!」

 と最後に言った時には拍手喝采。心の中では『な〜んか違うな〜』とか思いながら(笑)。

 でも、ま、何はともあれ、初講演、無事終了。

 今日は川内市というところで、総合型地域SCのシンポジウムが開催されるので行ってきます。SCCの練習にはまた顔出せません!ごめんなさい!

 

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