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<9月30日〜>

11月4日(祝:振替休日)


 フツカヨイです。

 金曜日(1日)は、午前中しばっちがパソコンを持ってきてくれました。壊れた事務局長のPCを交換です。これでしばっちはしばらくPCなし生活だそうです。しばっちのHPが変わったのもそのせいだそうです。


しばっちと我が息子

 午後はPCの設定。うちは2台のPCをLANで繋いでいるので、設定はちょっとばっかり面倒です。


PC設定中の事務局長 

 夕方からはSCCの練習。そちらはしょーすけに任せて、あたしは小学生陸上指導者の懇親会出席。1時半まで飲みました。

 2日(土)は、KKB小学生陸上フェスタ。SCC小学生軍団45名が出場。


小学3、4年男子4×100mリレー決勝:5位


小学1、2年生男子4×100mリレー決勝:3位


小学5、6年女子4×100mリレー決勝:7位


小学5、6年男子4×100mリレー:4位

 写真は政さんからのご提供です。小学1、2年生男子4×100mリレーの写真でバトンを持っている飯田旭は、100mで優勝しました。しかも追い風参考記録ながら従来の大会記録(16秒8)を大きく上回る16秒38というタイム。強かったです。このリレーでもぶっちぎりの強さを見せました。

 その他、小学4年生男子100mで原田太が2位。小学5年女子100mで濱園侑美が3位。6年女子100mで上之原里奈が4位。小学6年男子100mで川崎健大が7位。小学2年男子100mで本村旬が8位。小学4年男子100mで西一成が8位と、みんな素晴らしい成績をおさめました。

 試合終了後、4時からSCCの練習。

 日曜日(2日)は、県マスターズ記録会。SCCマスターズ軍団が出場。僕はスターター。

 向かい風の中13秒07の自己新記録を出した長尾さん。「12秒台が見えてきた」と話すその横で「12秒台は見えてからが長いんだよ」とばばっちさん。

 夜は打ち上げ。

 携帯で撮った写真です。上は1次会。下は2次会のカラオケボックスにて。三宅さんがソファーに上がって「もうひとつの土曜日」を歌っているところ。靴下が光っていたので撮りました。

 解散後、熊本から参加されていた協賛会員のナカムラさんと二人で3次会。帰宅は多分3時ぐらい?よって今日はフツカヨイです。おやすみなさい。

 

11月1日(金)

 今日から11月です。今シーズン最後のしめです。

 今日の南日本新聞朝刊1面下の「南風録」に、38年間続いてきた開催県が天皇杯を獲得するという「慣習」をストップさせた高知県の英断は天皇賞ににも等しいとあります。これに対して異論は全くありません。国体も聖域なき構造改革の1つ。

 また、スポーツ面には国体鹿児島県勢の総括記事。女子の4継の優勝に対して、多年代が揃うこの種目で優勝することは、県のレベルの高さの証明でもあり、ジュニアの強化が実を結んだ結果だとあります。果たして本当にそうだと一概に言えるでしょうか。あくまでも個々の選手を強くしたのは、部活動の顧問や、親御さんです。そこが基本です。選手としうものは、普段のトレーニング、生活の中で強くなっていくのであって、そういった中、強くなった選手を強化部がピックアップしていくわけです。陸協の強化はあくまでも「点」です。その点の連携が女子はうまくいったと思うんです。それに鹿児島の短距離界の全体的なレベルは決して高くない。年々落ちています。

 昨日は、午前中事務作業。会報「SCCの素」の発行作業。午後は2時からお仕事。某企業のHP更新作業です。その会社まで車で行く途中、天文館で男二人組がふらふらと歩いているのを発見。竹内と上栗でした。二人で映画を見にいく途中だとか。あやしいぞ。

 4時に仕事を終え、県社会福祉協議会へ。そして6時から市民福祉プラザにて「市民参画推進条例(仮称)素案(案)」に対する意見交換会」に出席。

 まちづくりに市民の意見をどんどん反映させていきましょう、そのための条例作り。しかしこりゃー難しいっす。みーんな好き勝ってなことを思ってて、もしかしたらこれが実現するんじゃないかと思ってるわけですから。僕も含めて。そういった我々市民の意見をどうまとめていくか、それがどういう手順を踏まえて、実際のまちづくりへ実施されるのか、最終的には15人ぐらいからなる「市民会議」なるものを作ってそこでいろいろと話し合っていきましょう、その市民会議委員は誰が選出するのか、行政か、その選出に関しても市民の意見を反映させてくれと。

 ちょいと待ってよと。これって要するに現在の「議会政治」そのものではないっすか。市民の意見を反映させるため、市民が選んだ代表で方向性を定める。代表達は市民の意見をよーく聞いて、市民の意見がまちづくりに反映されるように政治活動を行う。そのものじゃないですか。僕が「市議会とはどう関連性を持たしていくのですか?」と質問しました。「それは全く別の問題」だと。行政と市民が手を取り合って作ったまちづくりに関する様々な事項を議会で提案し、そこでまた可否が問われると。市民と行政の総意で作られたものを議会が否決する権利があるわけですよ。それにそんなことが本当にできてしまったら議員さん達の仕事なくなってまうやないですか。最終的な判断だけだったら議員じゃなくて、有識者で構成すればいいでしょ。結局、一番大切なのは「カタチ」なんだ…。

 

10月31日(木)

 昨日は、午前中は事務作業、午後から市社会福祉協議会へ行って、新規入会者の保険加入手続き。それから、注文していたラダー、ミニハードルが全部揃ったので、いったん袋から全部出してみました。

 ニューミニハードルなんと60台。ニューラダー4台。これをどう持ち運ぼうかと…。あまりの量の多さにボー然。車に載せたは載せたんですが、荷台、後部座席は満杯。ワンボックスなのにツーシター状態。うちは3人家族なので困ります。

 いやーどーしましょうと、ブツブツ言いながら自宅兼事務所へ戻ると、事務局長が、

 「パソコンがおかしい!」

 と叫んでいます。ちょこちょこっとあちこち見たけど、こりゃヤバイと感じたので、すぐにパソコンショップへ。しばらくすると、

 「修理には5万ほどかかります」

 ガーン。だったら買い換えた方がよろしいと。あっ、ちょうどシバッチ(HPのデザインが変わっててびっくり)が「僕のパソコン買いません?」と言っていたのを思い出す。すぐに電話をして即買い決定。6万円です。

 ということで、5時半からのSCCの練習には遅刻。5時40分頃競技場に着きました。すでに真っ暗。どんどん日が短くなっています。

 中学生が、先日の県中学大会で今シーズンの全日程が終わったというのに、ガンガン練習しています。おいおい、いったんはきちんと休みなさい。いい冬季練習がでけませんよ。

 佐々木がSCCのTシャツが欲しいというので「サイズは?」と聞くと「176cmです」と。身長は分かるけど、サイズは分からないらしい。Lでいいや。

 11月から「コミュニティビジネスセンター鹿児島」というものが西鹿児島駅前一番街商店街の中にオープンするんですが、そのオープニングパーティが7時から。招待状が来て乾杯の音頭をとって欲しいと。SCCの練習を先にあがらせてもらって会場へ。「パーティ」っつーから気楽な気持ちで行ったら、何やら真っ暗な中、プロジェクターを使って、事業戦略やらなんやらの説明があってました。ちょっと想像していたのとイメージが違います。祝辞も日銀鹿児島支店長やら西鹿児島駅長やらお偉い方ばかり。でも、乾杯の音頭だけは声高らかに体育会系で決めました。ビールを一杯だけ飲んで帰宅。

 

10月30日(水)

 デザント・スキー部が今季限りで廃部だそうです。最近、企業運動部の休部・廃部もちょっとは落ち着いたような感もあったんですが(表に出てこないだけ?)、久々の大物ではないでしょうか。八木監督は新会社を設立する意向だそうです。今後の展開に注目しましょう。

 昨日はtoto一色。全体の流れから説明すると、まず、最初に申請。それが8月末日まで。今月半ばに内定が出ました。でも内定はあくまでも内定ですから、また再度交付申請を行います。その期限が今月いっぱい。よって、郵送で送る分も含めたら昨日が期限ぎりぎりの日でした。よって、アサイチから事務局長と二人でパソコンに向かいました。内定をもらうまでは僕が全作業を担当をしたんですが、今度からは事務局長に一任します。だから、どういった助成なのか、全体の事業費、それに対する助成対象額、助成率、対象経費、また1つ1つの数字の意味を細かく教えながら作業を行いました。特に数字に対する理由付けに関しては、誰に何を聞かれてもすぐにきちんと答えられるようになっておけと(き〜びし〜)。でも、一番大事なことです。

 3時半頃出来上がり、郵送分を郵便局に持っていき、これで終了かと思いきや、メールで送信した分にエラーメッセージが出て、ここからまた悪戦苦闘。日本体育・学校健康センターさんに多大なるご迷惑をおかけしながら5時半頃ようやく終了。

 一応、インターネット、PC関連で個人事業としてもやっている僕と、元システムエンジニアの事務局長の二人でやっていても、このようにエラーメッセージなどへの対処があたふたなってしまいます。それだけけっこう複雑な作業でした。PCがあまり得意でない人などはタイヘンだろうなぁ〜と思いました。

 

10月29日(火)

 今朝、久々にイルカを見ました。どうやら夏場には現れないようです。これから春先にかけてぼつぼつ現れるでしょう。

 日経新聞に「生活かけて走る強さ」という有森さんのコラムが掲載されています。有森さんは、メダリストになってからずーっとこのことを言い続けてきました。素晴らしいトップランナー、リスクランナーです。有森さんがせっかく道を切り拓いていってるんですから、そこを無駄にしてはいけません。スポーツ選手、もっと自分達の地位向上のために声を上げましょう。行動しましょう。

 昨日は、午前中は事務作業、午後からは、定款変更に伴う新理事の登記のため法務局へ。10月31日締め切りの助成申請のため県社会福祉協議会へ。それから今年の4月から6月に行ったNPO起業講座がまた11月から始まります。その打ち合わせ。終了後なじみのスポーツ店へ。SCCのみんな、新しいミニハードルとラダーが来ましたよ!じゃんじゃんトレーニングしましょう。

 

10月28日(月)

 コーチング・クリニッック12月号が届きました。「スポーツNPOってなんだろう」という三重大学助教授・クラブネッツ副理事長の水上先生の論評と全国のスポーツNPOのリストが掲載されてあります。

 土曜日は、アサイチで鹿屋に向かい、昨年、SCCと福祉NPO隣の会が共同開催した「1日ふれあいレクリエーション」を見に行きました。

 今年はSCCの変わりに鹿屋体育大学の生涯スポーツ専攻のゼミの子たちがプログラム、当日進行を担当しました。

 午前中で鹿屋を後にして、午後からはSCCの練習。翌日に県中学大会、翌週にKKB小学生フェスタ、マスターズ記録会を控え、みんな気合い入ってました。

 練習終了後、小学生のリレーの選手を発表しました。過去出場した試合の結果、練習中に計測したタイムを考慮して決定しました。また、3・4年生男子、5・6年生女子は2チーム出場するということで、その振り分けも相当悩みました。2チームが同じくらいの力を持つようにするか、それとも速い子達を1チームにまとめるか。1チームにまとめると、まぁまぁ速い子が速いチームの補欠にまわってしまうということが起こるわけです。いろいろと悩みます。

 昨日は、県中学大会。スターターとして参加しました。SCCの子達は10数名が出場。2年男子で原田夏樹が決勝進出。着実に力をつけています。男子共通走り高跳びで修学旅行帰りの臼木雅俊が1m65で3位。女子共通800mで白澤結が2分30秒で惜しくも2位。竹内コーチ曰く、自分でレースを作っていたらおそらく2分20ぐらいは出ていただろうと。そこも経験です。


監察:竹内コーチ

 僕の中でけっこう嬉しかったのが、福森智美の女子共通走り幅跳び4m08で6位。SCCができて間もない頃からのメンバーです。ずっと頑張って練習をやってきたんですが、怪我が多くて、なかなか思うような結果を出すことができずにいました。ようやく中学最後の大会で入賞することができました。おめでとう。

 そして共通女子100m。2年生実力ナンバー1の東郷慶子と、怪我からの半年ぶりの復活レースに気合が入る寺園麗華が出場しました。麗華が予選ではなかなかの走り。スタートも以前とは見違えるよう。半年間の鬱憤を晴らすかのようなレースでした。しかし慶子のほうに精彩がない。レース終了後に話を聞くと「アップ中に脚を痛めた」と。スターターの合間にテーピングをしながら、決勝に出るかどうか話をしました。「一歩引く勇気も大事だ」とたしなめるも「とりあえずアップだけはします」と。しかし、結局は決勝を走ることになりました。細かくレース中の注意点を指示。麗華にはどーんと行ってこいと。

 レースが始まりました。麗華がまずまずの飛び出し、そして視線は慶子に。無事完走して欲しい、それだけ。しかし、ところがところが。力の抜けた走りですーっと3位。追参だけど13秒06。「おぉ」と思ったその瞬間、ゴール後にがくっと倒れこむ姿が。麗華でした。脚をおさえてます。「再発か!?」。なんと逆脚でした。

 なんとも皮肉な…。怪我に留意して走った慶子が3位。絶好調で思い切っていけよと指示した麗華が怪我で7位。相当ショックが大きかったようです。僕もショック大きかったです。

 大会終了後、アナウンスをしていた木原コーチと会いました。二人して「ふぅ・・・」と。自分の指示が間違っていなかっただろうか、この半年間、怪我をしないようもっとできたことはなかっただろうかetc…。なんとも言いようのない気持ちです。

 

10月26日(土)

 高知国体、終わりました(じゃなくて、陸上競技が終わってだけで、国体は今から開会か…)。

 2000年3月、城山観光陸上部がなくなってからすぐに、高知県から「2002年の高知国体に向けて走らないか」というお誘いがありました。もちろん現役続行に未練があった僕にとって、このお誘いはとても嬉しいものでした。2度、高知まで自費で行き、高知県の関係者の方にご挨拶をしたり、色々なお話を伺ったり、記録会に顔見せ出場したりしました。

 鹿児島から高知は飛行機の直行便がなく、鹿児島から松山、松山からバスで高知まで行きました。松山〜高知のバスって、下道をとろとろ山を越えて走るんです。4時間ぐらいかかるんです。このバスの中で景色を見ながらずーっと考えていました。高知に行くか、鹿児島に残るか、久留米に帰るか…。

 しかし、陸上部の休部も、高知行きも、全てが急なことで、鹿児島の社宅はすぐにでも出なくはいけないのに、高知での住処が決まらなかったり、仕事も「アルバイト」という待遇に対してとても大きな不安を抱えたり、当時は精神的に大きく不安定だったこともあり、結局、高知行きは断念しました。その時、関係者の皆様に多大なご迷惑をかけたこと、今でも申し訳なく思っています。

 この2年半、ふと「あの時、高知行きを選んでいたらどうなっていたんだろう」と思うことがありました。人生に「たら・れば」はありませんが。高知国体が近づくに連れてそういうことを考えることがよくありました。だから、そういったこと全てをひっくるめて、今回、小松さんが3位に入ったこと、また、服部や鈴木くんや黒沢くんが選手に入っていなかったこと、いろいろな思いが胸をよぎります。そして、もし高知に行っていたなら、国体が終了したこの時点は、また新たな人生の選択の時期だったはずです。またいつか、高知県の皆さんともゆっくりお話ができる機会があればいいなと思います。とにかく、お疲れ様でした。

 昨日は、早速、理事就任の準備。また10月31日締め切りの助成の申請準備。県社会福祉協議会と法務局に行ったんですが、どちらとも1箇所づつ書類不備と計算間違い。また月曜日に出直しです。

 夕方からはSCCの練習。「作業用強力ハロゲンライト」という電池式の照明を購入。本当は照明の持ち込みもだめと言われてあるんだけど、んなこと言ってられない。僕はSCCのみんなの命を守る義務がああります。大袈裟ではありません。この照明をつけるだけでも、だいぶ明るくなるのでは?と思っていたんですが、あんまり明るくならない。1箇所を強烈に照らすタイプで、その周囲がぱっと明るくなるタイプではありませんでした。がっかり…。

 金曜日の練習もだいぶ雰囲気良くなってきました。先週の事故で、事故に会ったご本人にはこういう言い方は気の毒ですが、子供達にはよい教訓になったようです。やはりぶつかればあれだけの怪我になるんだと。ぶつかった中学生もいい感じで走っていました。しばらくは下向いて走るのを怖がるかな、と思っていたんですが。強いです。

 

10月25日(金)

 高知国体の陸上競技女子4×100メートルリレーにて鹿児島県チームが優勝しました。

 4、5年前でしょうか。大阪国体の男子4×100mリレーで鹿児島県チーム(太田(城山観光)→江崎(城山観光)→面高(大口中)→面高(鹿児島南高))が4位に入ったことがあります。そのときとオーダーが同じ流れです。瀬戸口(徳洲会)→遠藤(徳洲会)→立山(有明中)→丸山(鹿児島南高)。つまり、1走、2走が成年、3走が少年B、アンカーが少年A。1、2走で流れを作り、3走がつなぎ、アンカーにある程度安定感のある加速を持つ少年Aを置く。この考え方って駅伝と似ています。この組み方がベストと言っているわけではなく、個々の走力がどうのこうのよりも、まず全体の流れがイメージできるオーダーじゃないと勝てないということです。リレーも駅伝も大切なのは「流れ」。

 この女子の4継。少年女子Bが中学生、女子Aが高校2年生。そう、来年もこの4人がそのまま残ります。強いです。そう簡単にはいきませんが、2連覇狙って欲しいと思います。しかし、徳洲会の単独チームも、中学生が入ったチームのほうがタイムが良いんじゃ格好悪いです。日本選手権リレーは最低45秒台。

 女子は皇后杯でも8位と素晴らしい成績を収めましたが、男子…。入賞者ゼロて。

 昨日は、午前中事務作業をしてそのまま外出。市社会福祉協議会にて、新規入会者の保険加入と、印刷作業。午後は、家内が歯医者に行くということで、事務作業をしながら息子と二人で留守番。

 午後、県庁県民生活課から電話がありました。7月24日付けで提出していた定款変更が認証されましたということです。よって、SCCは収益事業を廃止。理事の定数を4名から6名から10名へと変更。馬場さん、植田さん、太田貴子さんが理事に就任します。それらの諸手続きを早急にしなければいけません。また税務署、県庁、法務局などなどを回る日々が続きそうです。

 

10月24日(木)

 今日の南日本新聞に鹿児島の加世田市というところが「総合型地域スポーツクラブ」を発足させたとあります。今年の3月に、シンポジウムに参加をしました。そのときいろいろとお話をさせていただいたので(ダイアリーバックナンバー25:3月23日分参照)、おぉ始まったかーという感じです。こういった行政主導の総合型地域SCは、正直言って、どこもかしこも同じような形ばかりだなーという印象があります。深いとこまで関ったことがないのでそこまでは分かりませんが。ぱっと見た印象として。今後は、どう地域性を出していくかが課題ではないでしょうか。

 城山で働いていた頃、ソムリエの人と話をしていた時にこんななことを言われました。ちょうどその頃「ロゼワイン」というのが流行っていました。

 「ロゼワインってどんな料理にも合うんだよ。でも、それって裏を返して言えば、どんな料理にも合わないんだよ。」

 こういった総合型地域SCも、みんなに優しく、みんなが参加しやすいようにというのも分かるんですけど、それって裏を返せば…。

 昨日は、午前中10月31日締め切りの助成の申請書を1つ書き上げて、午後、審査先である県社会福祉協議会へと持っていきました。2、3箇所修正箇所を言い渡されました。また、今日にでも書き上げたいと思います。

 夕方はSCCの練習。5時半開始なんですが、もう6時には暗いです。真っ暗な中、ハードル跳んで、スタートダッシュやって、コーナー走やって。先日の事件もあり、やはり衝突が怖かったです。条例が大事なのか、人の命が大事なのか。いつまでこんな状態のままなのだろうか。

 

10月23日(水)

 昨日は、政記者の「走ろう42.195キロ〜いぶすき菜の花マラソン挑戦日記〜」の第2回目が鹿児島新報に掲載されていました。朝、それを読んでからちょびっと事務作業。そしておとといに引き続きスポーツ店へ。備品購入の件で。いつもより額が大きいのでびびってます(笑)。

 午後は、前の海岸にて、日曜日の大会で使ってテントや毛布を日干し。雨が降ったのでそのままたたんでおくと異臭を放つので。この秋空の下、ぼーっとできて気持ち良かったです。それから、ディスカウントストアに行って、組み立て式の小さい倉庫を購入しました。現在、練習道具、テント、シート、イスなど、ぜーんぶ車の中に積んでいるんですが、すでに限界。勝手に倉庫を駐車場にどんと置きます。怒られるかなー。小さいので大丈夫でしょう。

 それから、貴子事務局長とtoto助成金のお勉強。これからの流れを確認いたしました。10月31日までに提出しなくてはいけない書類があるので、またバタバタです。

 

10月22日(火)

 昨日は、午前中、ぱっぱっと事務作業をしてから、スポーツ店へ。totoの助成金交付により備品を購入するので、その件で。その後、鴨池陸上競技場に行って、金曜日に起きた事故の報告書を提出してきました。

 夕方、いぶすき菜の花マラソン実行委員会事務局の方が、ポスター等を持ってわざわざご挨拶にいらっしゃってくださいました。竹内コーチと1度ご挨拶に伺おうと思っていたのですが「こちらから行きます」の一点張りだったので(笑)。

  「菜の花マラソンキャンディ」なるものもいただきました。これを食べれば完走間違いなし(笑)。味は…。菜の花味???

  その実行委員会の方と談笑中に、金曜日の事故の方よりお電話がありました。最終的な検査でも大丈夫でしたとのこと。ただ「脳」ですから。3ヵ月後、6ヵ月後に何か症状が出てくる人が稀にいるらしいので。その辺りは引き続き、定期的に検診に行かれるとのことです。とりあえずひと安心です。

 

10月21日(月)

 19日(土)は、まず午前中、前日に起きた事故により入院した人のところへ。家族、親戚以外は面会できないということだったんですが、無理を言って病室に入れてもらいました。最終の検査は本日(21日)行われるので、まだなんとも言えませんが、前日とは違って、目つきもしっかり、言葉もはっきりしていたのでほっとひと安心。お医者さんの話でももとりあえずは大丈夫でしょうということでした。

 それから帰って、午後はSCCの練習。メイン競技場は、翌日開催される試合の設営のため専用使用、補助競技場はラグビーの試合のため専用使用、天候は雨。こんなときは練習場所がなく、ほんっとに参ります。しかし、メイン競技場が使用可能だとの情報が。競技場の中に入ると、高校生が練習していました。管理の人に「今日は使えるんですか?」と聞くと「使えない」。まただ…。とイライラ。

 ふと反対側を見ると、その専用使用の権利を持っている団体に知っている人が。使っていいか訊ねると「おー、どーぞどーぞ、設営はもう終わったから。使って使って」と。管理の人たちだけが、妙にぴりぴりしているんですよ。やっぱりこういった状況に自分達がどう対応してよいのか、しかも立場的にはいつも板ばさみで、頭の中ごちゃごちゃなんでしょう。そこは最終的には丸くおさめて、無事、メイン競技場が使えるようになりました。しかし毎週毎週こんなに格闘してたらタイヘンっす。もっと安定的に継続的に使用できるようにならないものでしょうか。

 昨日(20日・日)は、川内陸上記録会でした。SCCからは35名の出場。僕も朝5時起きで家を出ました。

 左上を見てください!今回初お目見え。SCCの横断幕が完成しました。SCCの会員の皆さんからの寄付で出来上がったものです。そして手前が女子20、30、40代100mのスタート直前。7人中6人がSCC。ユニフォームの色と、横断幕のいろがマッチしていて素晴らしい!

 その横断幕を持って、男子5000mに出場の竹内コーチを応援!しかし…。


何故かフィールド内側に…


横断幕の無言のプレッシャーに負けたのでしょうか。途中棄権。


ダウン

 男子100m・200mに出場した佐々木。現在、大学2年生ですが、高校時代はインターハイ出場経験者。その高校3年時のインターハイ以来、2年2ヶ月ぶりのレース出場。100mは向かい風の中11秒7となかなかの好タイム。今後に期待です。

 試合終了後、5時半頃帰宅。家内の友達が遊びにきていました。そのままシャワー浴びて、ビール飲んで、8時就寝。

 そして、今日はとても大事なお知らせがあります。

 SCCの「陸上競技活動事業」がスポーツ振興くじ(通称toto)の平成14年度助成金交付事業として内定いたしました。

 10月に入ってからは毎日そわそわしていました。夜中だろうがなんだろうが、目が覚めたら、とりあえずパソコンの電源をぽちっ。スポーツ振興くじのHPをチェック。「はぁー、まだかぁー」の毎日。

 そして17日の夜中2時半頃でした。ふと目が覚め、そしてパソコンの電源をぽちっ。HPをチェック。そしたら「内定事業の発表」とあり、その中に「SCC」の名前を発見。思わず「きぇぇぇ〜〜っ!!」叫んで、寝ている家内を「おいおい、起きろ…」と(笑)。

 今まで家内と二人でいろーんな助成申請を出してきました。でもぜーんぶだめで、そのたびにひどく落胆して。財源的なことがどうのこうのということもありますが、申請が却下されるたびに「きみたちの事業はイマイチだな」と言われているような気がして。だから今回も、もちろん財源的な意味合いでも、とても嬉しいことなんですが、それよりも、自分達の活動が、きちんと公に認められということの証のようで、とっても嬉しいんです。

 これからも「自立した精神」を忘れずに、感謝の心を持って。「敬うけど、頼らず」です。さらにステップアップしていけるよう尽力していいきたいと思います。

 土曜日、無事、内定通知が届きました。

 

10月19日(土)

 昨日のSCCの練習時、中学生と、見学していた別の中学生のお母さんが激しく衝突しました。

 夜間照明がつかない鴨池陸上競技場では、この時期は、バックスタンド下の直線70mほどの雨天走路でトレーニングを行います。昨日も通常通りトレーニングを行っていました。

 日曜日(20日)に記録会を控えているということもあり、昨日のトレーニングメニューはスタートダッシュまででメイン練習を終え、それから小学生はリレー練習、他はフリーとなりました。それまでは集合練習で、全体の集中力も一点に集まっていました。しかしフリーとなった瞬間、それはばらばらになります。

 「あっ!」と思った瞬間でした。スタートダッシュで前傾を保ち、視線を落としたまま全力疾走する中学生と、自分の息子にタオルを渡すためにふらふらとレーンに出てきたお母さんが激しく衝突、転倒しました。

 お母さんのほうが、眼鏡をかけていたこともあり、顔面から出血、しかも頭を打ったらしく、目つきがうつろで、しゃべっていることがあやふや。脳震盪です。「大丈夫ですから」というのをなだめてすぐに病院に連れていきました。植田さんがテキパキと処理してくださって助かりました。検査の結果、命に別状はないものの、今夜は入院しています。

 「スポーツにケガはつきもの」。しかし、僕は、スタッフは、選手は、グラウンドに立っているもの全ての人は、常に100%、120%の安全を求めていかなければいけません。昨日は、どこか自分達にも気の緩みがあったのだと思います。

 

10月18日(金)

 10月末日締め切りの助成申請が1本あるんですが、今、その申請書を作成しています。事業計画、年間スケジュール、収支予算などなど。昼は、その件についてご飯食べながら打ち合わせ。平之町のロイヤルホストに行きました。竹内くん、ごめん。

 そのまま市社会福祉協議会に行って、新規入会者の保険加入手続きと、別件でちょっこっとお話を。実は12月ぐらいにスポーツ系のシンポジウムみたいなことができないか画策中。できるかできないかじゃなくて、やるんです。やります。

 自宅兼事務所に戻り、SCC会報「SCCの素」の作成。3時間ほどで完了。過去最短です。今回はスムーズに行きました。それからまた助成申請書の作成に戻る。7時過ぎ、ビールが飲みたくなってきたので閉店。

 最近、息子が怒ります。明らかに怒ります。すんごい顔して。タコみたいな顔して。口とがらせて。眉間にしわよせて。こういうの、どこで覚えるんでしょう。ワタシの真似じゃないっすよねー。

 

10月17日(木)

 今日の南日本新聞朝刊に、鹿児島の女子サッカークラブチームが鹿児島市の居酒屋等を経営する会社からユニフォームと資金提供を受けることが決まっという記事が出ています。

 そこまでメジャーではないスポーツに対して、スポンサーしようという企業が鹿児島にもあると。しかもそんなに大きな企業ではない。僕はずっと企業からのスポンサーというものに対しては今1つ踏み込めないでいました。僕がSCCを作った直接のきっかけがきっかけですから。安易に企業からの大きなスポンサーを受けて、それがなくなったら活動がストップしてしまうでは何の意味もありません。しかし、ここまで会費収入だけでやってきて、立派に自立した活動もできてきています。企業への積極的なアプローチも今後行っていきたいと思います。

 昨日は、小学校陸上記録会が開催されました。学校の授業の一環です。僕もちらっと見にいきました。SCCの子達が体操服着て、帽子やらハチマキして走っているのを見て「やっぱり小学生なんや」と今さらながらしみじみと感じました。


上之原里奈(7レーン)


下別府里奈(7レーン)

 KKB小学生フェスタのリレー選手選考の参考にしようと思っていたんですが、出場は5、6年生だけだったんですね。低学年の走力が見たかった。

 夕方はSCCの練習。しかし、暗くなるのが早い早い…。5時半に練習が始まってあっという間に暗くなります。関東のほうはもう5時ぐらいには暗いのでは?九州とは1時間ぐらい違うはずです。水、金の練習時はなるべき白っぽい服装で参加しましょう(笑)。

 

10月16日(水)

 昨日は、昼過ぎまでデスクワーク。午後「マナビィ」という雑誌が届きました。

 文部科学省が月に1度発行している生涯学習の総合情報誌。今回の特集は「みんなでスポーツしようよ」ということで、わたしも「スポーツを身近なものにしたい」というテーマで寄稿しています。どこに行けば買えるのでしょうか。とにかく上の衣笠さんの写真をぽちっとクリック。

 マナビィを読んだ後、外出。12月に予定しているSCC忘年会の会場を見にいきました。どんな感じなのかな〜と前もって見ておきたかったのと、店長さんにご挨拶をしに。SCCの飲み会も、もう普通の居酒屋では入れるとこないし、ホテルでやると高いし、会場さがしもひと苦労です。しかし今回は120から150名収容可能な焼肉屋で開催することにしました。三宅さんのご紹介です。有難うございます。あ、12月7日の土曜日ですから。皆さん、あけといてください。飲みましょう。肉、食いましょう。サラダバーもオッケーだそうです。野菜もたっぷり食べましょう。

 その後、鹿児島のスポーツ団体でSCCに次いで2番目にNPO法人格を取得した鹿児島ブロンコスさんから電話があり「ちょっと会って話がしたい」と。ファミレスにてコーヒー飲みながら1時間半ほど話をしました。知り合いの子に脚の速い子がいるので見て欲しいということと、鹿児島のスポーツ界のこれからについて。

 帰ったら、北朝鮮日本人拉致事件の生存者5人の記者会見がテレビでやっていました。予想していたよりも皆さんの顔つき目つきに覇気のあるのでびっくり。これからどうなるのでしょう。

 

10月15日(火)

 昨日は、午前中、たまった分の新聞をざっと読みました。毎年、体育の日に発表される「体力・運動能力調査」の記事がありました。子供達の運動頻度が「激減」だそうです。激減ですよ。激減。体力テストの数値も下がってます。しかし毎年、毎年おんなじこと発表して。そうそうすぐに変わることではないけれども、一日も早く、将来を担う子供達のためにも、豊かなスポーツ環境を整備してあげることは急務じゃないのでしょうか。

 また、南日本新聞には鹿児島市が行っている学校開放事業について、多くの市民が利用していて大人気だという記事が掲載されています。運動したがる大人と、運動したがらない子供。いや、子供達は運動したがらないのではなく、基本的に身体を動かすことは大好きなはず。じゃぁ何がいけないのか。やっぱり変わらないといけないのはまず大人達。本当に子供達にとって必要なスポーツ環境ってのを、子供の目線で整えてあげなくては。

 また、不振だったアジア大会の結果について、またまた「本当に強化はうまくいっているのか」とか「弱体化を検証せよ」とかいった記事が目につきます。「強化」「強化」って、強化はあくまでも1つの点。点ではなく、全体的なスポーツ界のレベルアップ、スポーツ環境の整備などなどそういう大きな視点から「強化」も論じていかないといけないのでは?

 午後から「赤ちゃん健康相談会」に行ってきました。

 ご覧のように会場は裸の赤ちゃんだらけ(笑)。我が息子はすくすくと育っています。よー寝ます。そういえば今日でちょうど5ヶ月です。

 昼飯食って帰ってくると、大坪グリーンが遊びにきました。

 我が息子と遊んで帰っていきました。チーズケーキご馳走様っす。

 

10月14日(祝:体育の日)

 金曜日のSCCの練習終了後、鹿児島を発ち、久留米の実家へ。12時頃到着。1杯やって寝て、翌日は窪田慎(元ゼンリン陸上部:100m自己最高10秒19)の結婚披露宴出席のため北九州市の「小倉」というところへ行きました。

 左が窪田、右が新婦由季さん。高校時代からという長い恋愛時代を経てのゴールイン。窪田は前々から「俺は披露宴はやらん」と断言していたんですが、もんのすごく楽しそうでした。あたりまえだけど(笑)。

 席がこのお方の隣でした。ご存知、伊藤喜剛さん。久しぶりにお会いしました。今、サーフィンに夢中だそうで(笑)。手前は窪田の高校時代の恩師唐鎌先生。僕も国体強化合宿等で大変お世話になりました。高跳び選手への「もっとふわーっと跳べ」、短距離選手への「もっとぐわーっと加速にのれ」等の指導方法で数多くの有名選手を育ててきた伝説の人。

 2時まで飲んで、ラーメン食べて、ホテルに帰って寝て、翌日は久留米で開催されていた九州学生選手権を見に行きました。


男子ハンマー投げ大会新で優勝のまさのり


3週間前のケガがたたり100mで予選敗退のにわた

 久留米の競技場に現れたのは、4年ぶりぐらいかなぁ…。城山時代に1度だけ記録会に出場するために来ました。台風の中走ったのを覚えてます。

 僕が幼い頃「久留米オリンピック」という大会が、この競技場で年に一度開催されていたんですが(今でもあってるんかな?)、地区の代表として走るのがとても誇りで楽しみでした。学校では一番でも、よその学校にはもっと速いやつらがたーっくさんいるんだなーと思ったり。

 交通費としてもらった1000円で、走り終わった後、必ず出店のクレープを食べ「世の中こんなにうまいものがあったんだ」と子供ながらに感動していました。僕の陸上競技の原点はここにあります。

 大坪恵の100mH決勝を見て競技場を後にしました。競技場を出た後、車で信号待ちをしていると、こんなものを発見。

 「総合型スポーツクラブ Web21 クラブハウス」(だったと思う)という看板。久留米でも「総合型地域スポーツクラブ」が動いているんだな〜と。別にそれだけ。

 その後、いったん実家に戻り、ちょっとゆっくりして、9時頃には鹿児島に戻ってきました。

 

10月11日(金)

 昨日は、午前中は事務作業、午後からは、社会保険事務所→市社会福祉協議会→市役所→税務署と回ってきました。夕方帰ってきてから前夜放送された「ETV2002」のNPO特集のビデオを見ようとビデオのスイッチを「ぴっ」と入れたところで、息子がぐずり始め、そこから1時間ほどはぐずりにお付き合い。落ち着いたところでビデオ鑑賞。

 今回のテーマは「NPOの可能性と未来をさぐる」。

 1日目は、NPOが行政を動かして活動している事例。公共が行っている事業には「必要性」「代替性」「コスト」「環境」この4つのポイントがあると。しかしこの4つのポイントをしっかりチェックする機能が日本には今までなかった。この辺りをきちんとチェックし、縦割りではなく、横断的に結びつけていくことがNPOに求められる役割ではないだろうかと。

 僕も縦割り行政の中で「やっぱりこういうことって日本ではできないんだろうなぁ」と感じることが多々あります。でも、行政側も「やらない」のではなく「やれない」んだということなんです。そこを先の4つのポイントをきちんと踏まえて提言をし、縦割りを横断的に結びつける役割こそNPOがやっていくべきことなのだということです。行政側もNPOのそういったポジションを認識しないといけません。

 2日目は、行政や企業にはできない、手の届かないようなような活動をしっかり実を得てやっているという事例。

 まず、収益事業できちんと儲けてそれを非営利事業にあてているNPOが紹介されました。田舎で作ったものを都会に出て売るのは難しい、それならば都会の人が買いに来てくれるように仕向ければよいと。よく商売を始めたり、新しく事業を始めるときに「需要がある」「需要がない」で全てが語られることがありますが、需要というのは「ある」とか「ない」とかではなくて、作ればいいんですよ。そういった意味ではきちんと「需要を作り出した」素晴らしい例です。

 しかし、違和感を感じた部分が1つあって、そもそもこういった収益事業がきちんと成り立つのであれば、企業も潤う、税収もある、公の部分は行政がきちんとやってくれるという図式が成り立ち、民間の非営利セクターなんて育たないわけです。収益事業が成り立たなくなってきたところにNPOありなのでは?モノを売る買うではない、コミュニティを事業化するところにNPOありなのでは?

 2日目の活動事例紹介の2番目もそうでした。中小企業の代表者が集まって「デイサービスセンター」を始めたと。しかしそれは全くのボランティアで、そこでは収益も何も生み出してないんです。しかし中小企業の代表者はそこからビジネスヒントを得て、自分達の生業を潤わそうとしていると。これも「非営利事業の事業化」とはちょっと違います。

 日本が高度経済成長で失ったきたものは、忙しさにかまけて、コミュニティを貨幣と交換してきたことなんだと。昔あった「結い」とか「つながり」をこれからはNPOが担っていくんだと。しかしそういう非営利事業では所詮儲かることはないから、きちんと収益事業を行いましょう、NPO活動の他に生業を持っておきましょうってことなんです。でも、収益事業が、NPO活動以外の生業とする営利事業が、きちんと成り立つのであれば、NPOはそもそも育たなくていいんです。その辺りの矛盾を感じました。

 明日、北九州に行きます。元ゼンリン陸上部、僕と同い年、100mの自己最高記録10秒19、窪田慎の結婚披露宴があります。

 

10月10日(木)

 リストラコラムに、今年の5月から8月まで月に1度計4回南日本新聞に掲載された「南日本新聞を読んで」をアップしました。

 今、今日の朝刊を読んで机に付いたところです。秋季国体の鹿児島県代表選手が発表されました。知っていたことですが、改めて気分悪いっす。

 昨日は、家内さんが、午前中はベビータッチとゆー講習会に出掛け、そのまま出産の時に仲良くなったお友達さんに会いに行くということで、わたしが1日「家内さん」でした。

 夕方からはSCCの練習。「いぶすき菜の花マラソン挑戦講座」にすごい選手が加わりました。大学生なんですが、全く陸上の本格的なトレーニングをしたことないのに、昨年のいぶすき菜の花マラソンでは3時間10分ほどで走ってしまったいうのです。ジョックしているフォームも「え?これが本当に素人?」と思うくらいしっかりしてるし、無駄がない。身体つきもしっかりしています。これでも「昨年より10キロ太った」そうです。絞れたらまだすごいのかよと。竹内と「すごいな〜」と話をしました。

 夜は、おとといに引き続きNHK教育の「ETV2002」。NPOの特集。しかし10分と経たずに眠気が(笑)。ビデオとったので後で見ます。


徳洲会陸上部の瀬戸口と遠藤。別に意味はなし。

 

10月9日(水)

 昨日から、鹿児島新報スポーツ面「菜の花マラソン挑戦日記 42.195キロを走ろう」という政記者の連載コラムがスタートしました。当法人主催事業「いぶすき菜の花マラソン挑戦講座」に参加しながら、それを月2回(第2、4火曜日)に日記形式で連載していくとのことです。楽しみですね。

 昨日は、午後からNPOさつまの理事会。14年度の中間事業報告と、15年度に向けた体制の見直し。

 3時間休憩なしの熱いディスカッションの後、

 「来年度は理事から降りるという方はいますか?」

 「はいっ」

 手を挙げました。

 NPOさつまっていったい何なんだ。鹿児島のNPO団体が集まってネットワークしていきましょう、1つより2つ、2つより3つ、同士が集まり、NPOにとってよりよい環境を作っていきましょう、それが「NPOさつま」なはず。NPOとはその団体の数だけ多様な活動があり、NPOというものに対する捉え方も様々です。様々だけど、お互い考え方は違うけど、ネットワークしていきましょうってことだったと思うんです。しかし、最近のNPOさつまはお互いの違いを認め合うということではなく、お互いの違いを「俺はこう」「おまえはこう」とぶつけあっているだけです。常に一歩引いたポジションからこの「NPOさつま」を見てきましたが、ここらでびしっと線を引きたいと思います。田島陽子さんの言葉「結局、わたしってどこ行っても浮くのよね」が身に染みます(笑)。

 夜10時からNHK教育の「ETV2002」という番組でNPOの特集が組まれていました。見ました。今夜もあります。これからの世の中は、NPOが、行政を、社会を動かしていくのかー。

 

10月8日(火)

 急に寒くなったので、掛け布団を押し入れから出して寝たらくしゃみがとまりません。サイアクの目覚め。

 昨日は、土曜日に開催されたSCC定例理事会の議事録をアップ。テープ起こしっちゅーやつです。いや、MD起こしか。けっこー時間かかるんですよ。肩こるし。でも、議事録っておもろいでしょ?こんなに議事録を正確に発言者名まで入れて公表してるとこってそうないと思います。もちろんこれは印刷して会員にも配布しております。SCCはデモクラシーです。

SCC第3回定例理事会議事録

 議事録をホームページにアップし終えたのが1時頃。それから昼飯食って、新規入会者の整理。いぶすき菜の花マラソン挑戦講座参加者は現在10名。もうちょっと増えそうな感じです。それぞれの自己紹介文をまとめながら、もちろん当たり前のことなんだけど、それぞれの「思い」があり、この講座に申し込んだことを再認識。全くの素人が「フルマラソンを完走したい」と思うこと。並大抵の「思い」ではありません。しっかりと受け止めていかないと。気が引き締まりました。

 夕方、市の社会福祉協議会へ。新規入会者の保険加入手続きと、議事録を印刷してきました。顔見知りの係長さんとお会いするや、ツカツカこちらにやってきて、

 「太田さん、おかげさまで4位でした。」

 と。ん?なんの話だろ。

 「昨日、娘の運動会でした。」

 そうそう!夏休みに開催した「夏休み小中学生かけっこ教室」に係長さんのお嬢さんが参加してくれたのでした。この秋の「運動会」に向けて、かけっこ教室で習ったことをずっと自主練習していたらしいです。その結果、毎年びりだったのが、6人中4位になったと。

 「来年もまた参加したいって言ってます。」

 「有難うございます!」

 他のみんなはどうだったのかなー。

 

10月7日(月)

 土曜日は3時からSCCの練習。スパイク履いて、スタートダッシュをしたところで、小学生だけ引き連れてリレーの練習。11月2日開催の「KKB小学生フェスタ」に向けての練習です。なんだかんだ言っても5、6年生は上手にできるようーになってます。感心感心。SCCができたのが、2年前の7月。初めて「SCC」で大会に出場したのが、4ヶ月が経った「KKB小学生フェスタ」。まだ4年生しかいなくて、4年生のリレーに出場しました。決勝には残ったような…。そしてそれから2年。その4年生だった子達が6年生になりました。小学生としては最後のレースです。

 練習終了後、6時から理事会。今日、明日中にでも議事録まとめます。

 昨日の日曜日は、1日ゆっくりとしていたんですが、昼に、全日本スポレクに出場している末廣さんから電話。なんと13秒90で走ったと。全日本マスターズで、金、銀、銅メダルを獲得した後、兵庫マスターズに出場し14秒20の自己新、そしてまたまた今回も大幅自己新。この記録の伸び方はどーゆこっちゃ。小学生でもこんな伸び方しません。すごいっす。

 

10月5日(土)

 昨日はちょっと早起きして月に2回の「SCC会報:SCCの素」の作成作業。印刷して2つ折りに折ってなんとか午前中には終了。午後は、鹿屋にて2時から4時まで打ち合わせ。昨年、福祉NPO「隣の会」が主催し、SCCも共催した「1日ふれあいレクリエーション」が、今年も10月26日に開催されるんですが(今年は直接関ってはいない)、最終の詰めの段階ということで、昨年の経験も踏まえていろいろとお話をしてきました。

 その後、鹿児島市まで戻って5時半からSCCの練習。5分ほど遅刻(反省)…。


鹿屋から鹿児島市に戻るフェリーにて

 今月は「リレー」を中心にトレーニングを組みます。リレーの練習となると、子供達楽しそう(笑)。

 

10月4日(金)

 昨日は「鹿児島市中学陸上スポーツ教室」なるものが開催されました。名前を聞いた限りでは「講習会」。しかし依頼公文には「スターターをお願いします」と。頭の中は「?」。行ってみて分かったんですが、午前中1時間ほど講習会があり、その後、非公認の記録会があるということでした。短距離の講師は宮崎さん。その指導方法や、SCCのみんなの動きをじっくりと見させてもらいました。その後行われた記録会でのSCCのみんなの記録は全体的にもう1つってとこ。ま、この時期に調子がいい方がおかしくて、あくまでも本番は今月末の県中学大会です。今はがんがんスピード練習やっておきましょう。

 スターターは午前中であがらせてもらって、午後からは仕事が1本。ホームページ更新作業のお仕事。それも4時にあがり、次の約束に向かおうと車に乗ろうと思った瞬間、車に大量の傷が入っているのを発見。明らかに故意につけられたもの。一瞬「カチーン」ときたけど、すぐに「ま、いっか」と。

 というのも、この後、とーっても大事な用事を控えていたからです。とある県議会議員の方とお会いしてきました。その人と「こんな話をしよう」「あんな話をしよう」と考えると、車の傷なんて、別に走りに影響するわけでもないし、誰も怪我したしわけでもないし、どーでもよいと(笑)。その議員さんと話した内容はヒミツなんですが、たいへん好感触。近々実現すればいいな〜。

 

10月3日(木)

 昨日より「いぶすき菜の花マラソン挑戦講座」がスタートしました。第1回目の練習に集まったのは約10名ほど。


中央が竹内コーチ

 第1回目ということで、メニューは軽めのウォーキングと補強。しかし、今まである程度走りこんできている人にとっては物足りなかったらしく、練習終了後走り始めたり、また、皆さん、仕事を終えてから競技場に来るので、一緒に集まって始まって、一緒に終わるという形ではなく、わらわらと集まってきてという形。竹内コーチが頭の中で描いていたようなトレーニングができずにいたようです。

 ちょうど今「ホンダ」の経営学の本を読んでいるんですが、こういう言葉がありました。「仕事は方程式で答えを出すな。方程式を作れ。」つまり、竹内の今までの経験やスポーツ指導の一般論からすれば、こういうレベルもばらばら、集まってくる時間もばらばらという集団を1人のコーチで仕切っていくのは無理だということになるでしょう。それが「方程式で答えをだす」ということです。でも、今竹内コーチに求められていることは「方程式を作りだす」ということ。もっともっと頭をひねって、アイディア出して、必ず方法は見つかります。なんとかなるだろうでもだめ、できるとかできないではない、求められいるからにはやるしかない、デス。ガンバレ!

 

10月2日(水)

 日経新聞に、先日日本陸連が発表した「セクハラ防止ガイドライン」に対する増田明美さんへのインタービュー記事が掲載されています。結局、選手が自由に指導者を選べないと、そこに問題があるのでは?いまのままのボランティアベースの考え方、「指導してあげる」という指導者の態度、これじゃ何も変わらなくて、スポーツ界もどんどん自由競争を取り入れていけばよいのです。そしたら指導者の資質もあがります。つまらん指導者も自然と消えるでしょう。

 昨日は、午後から鹿屋体育大学に出没しました。スポーツ社会学の先生にいろいろと相談にのってもらいました。今のスポーツ界のこと。今後のスポーツ界のこと。SCCが現在抱える問題。今後、SCCがどのように展開していけばよいかなどなど。2時間ぐらいみっちりとお話をさせていただきました。たいへん勉強になりました。

 その後、昨年11月に「1日ふれあいレクリエーション」というイベントを共同開催した福祉系NPO法人「隣の会」の事務所に突然乱入。鹿屋体育大学のすぐそばに事務所が移転したと聞いていたのでぶらっと寄りました。そのまま1時間ほど雑談。ケーキまでご馳走になりました。迷惑なやつです。

 まさのりにイタズラ電話をした後、鹿児島市に帰る。

 

10月1日(火)

 今日から10月です。

 昨日は、午前中デスクワーク。週末に行われた試合の結果を集計したり、なんだかんだと。午後は、11月2日(土)開催のKKB小学生フェスタの申し込み。個人出場はそれぞれ名前と種目を書けばそれで終わりなんですが「リレー」の選手決めがいっつも頭が痛いデス。補欠を作るっちゅーのは嫌なもので。しかしそこはドライに。7月に開催された南日本小中学生大会の結果を見比べながら決めました。

 しかし7月以降に入ってきた子達の力は全くの未知数。またせっかくリレー組んだのに試合直前になって急に「今度の大会出れません」ってなことになったりもするし。うーん、難しい。しかし今回7チームもリレーが組めました。男子4チーム。女子3チーム。これから1ヶ月間、小学生はみっちりリレー中心の練習を組んでいきたいと思います。

 このダイアリーに何度も書いてきましたが、最近入った子供達がどーにも言うことを聞かない、何度もおんなじことをやる、集中力がないと。でも、同い年でも、入って5、6ヶ月経った子達はしっかりしてるわけです。この違いはなんなのかなーと。別に何を教えてるわけでもないし。それは、大会に出たことがあるないってのも大きいんじゃないかと。過去、大会出場を機に練習に望む態度ががらっと変わった子供達もたくさんいました。さて、この子供達は変わるかな〜。

 その書類が出来上がりしだい、陸協まで持っていき申し込み完了、帰りに鹿児島市社会福祉協議会に寄って、新規入会者の保険加入手続き。

 

9月30日(月)

 昨日はダイアリーにも書いたとおり、3時起床で「菜の花マラソン挑戦講座説明会」の資料を作成。7時頃には無事完成。朝食を摂り、新聞を読み、南日本新聞、鹿児島新報両紙の、松陽高校のマイルリレー大会新優勝の記事を読んでにっこり。

 9時から竹内氏と説明会の打ち合わせ。『本当に人が集まるのだろうか…』だんだん不安になってくる。そして10時半説明会スタート。


説明会スタート。右が竹内コーチ。左が事務局長。


16名の参加がありました !


練習内容等の説明


シューズや服装の説明


補足 by わたし


説明会終了後、これからの期待と不安に押し潰されそうな竹内氏

 写真にもあるように、16名の参加がありました。その他説明会には参加できけないけど入会したいという電話問い合わせが5件ほど。予定通り約20名でのスタートとなりそうです。

 一番若い人で21歳。一番年配の方は推定70歳過ぎ。まさに老若男女。これをどうしきっていくかは竹内氏の腕しだい(笑)。

 12時前には説明会を終え、竹内氏と手伝いにきてくれたかみくり氏とカレーを食べにいく。かみくり氏のカレーがとても辛そう。

 カレーを食ったらそのまま帰宅。スーツを脱いでほっとひと安心。なんとか形になりそうです。いつも思いますが「無」から「有」を作り出すところ、ここが一番きついです。

 大坪グリーンから、全日本実業団の結果報告の電話がありました。1m65で7位だったそうです。2年連続入賞はさすが。

 そして、そのままソファーにばたん。夕方まで寝ました。夕方起きて風呂入って、ビール飲んで、また寝ました。

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